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リーダーシップ

2018/04/06(金)

批判を乗り越えるための方法

 

FROM ボブ・バーグ

悲しいことだが、リーダーになると批判される。これは避けることができない現実だ。であるからこそ、批判をうまく処理して成長することが、影響力を高めるための鍵になる。

リーダーシップに関する優れた著書や長年にわたり大成功を収めている大学のコーチでもあるパット・スリバン氏は、”批判をどう扱うか?”についてマーティン・ルーサー・キング牧師のあるストーリーを紹介している。

私たちはどう批判と向き合うべき?

1963年4月、キング牧師は、アラバマ州バーミンガムで、現地の警察当局に対して人種差別廃止に向けた大規模な抗議デモを主導したとして逮捕された。当時、白人リーダーたちは、この抗議デモをキング牧師の「過激な扇動」と称し、批判の対象としていた。

これに対しキング牧師は有名な「バーミンガム刑務所からの手紙」という手紙の冒頭でこうした「批判」に関する素晴らしい考え方を述べている。

「私の仕事とアイデア対してのその批判に答えることはほとんどありません。なぜなら、あらゆるすべての批判に答えようとすれば、この手紙を書いたりするような建設的な仕事のための時間はなくなるからです」

なんと、素晴らしい考え方ではないだろうか。冒頭で指摘した通り、必ずといっていいほどリーダーや影響力のある人たちには批判する人が立ちはだかるものだ。

批判に答えなくてはならない3つの場合

では、私たちは彼らの批判に全て答えるべきだろうか?私からの回答としては、「状況によるとしか言えない」ということだ。実際問題、全ての批判に対応することは不可能な話だ。そして、キング牧師の指摘する問題に陥ってしまいかねない。しかし、全ての批判に対して無視するというのも逆効果でもある。

だとすれば、どの批判にだけ私たちは向き合うべきか?こうした基準を持つことは非常に大切になる。基準を設けるとするならば、次の3つの場合こそ、適切に対応を検討せねばならないときだ。

1、批判が的を得ていて、正当である場合。(しかし、こうした考えに至るにはあなたの謙虚さが大切になる)

2、批判が間違っていて、正当でない場合でも、多くの人が疑問に思ったり、感じかねないものであるとき。これは、問題や疑問を明確化するためにも対応をした方が効果的になる。

3、批判をどう扱うのか他者に教える場合。こうした批判、(批判の内容が間違っていて、正当でなくとも)リーダーや影響力ある人々がどのように扱うのか、周囲の人々は注視している上に、問題解決能力を試されていると言える。理性的な対応を見せれば、他者の教訓として役立つだけでなく、周囲の人々はリーダーとしての素質を認め、信頼の念をより抱くことになる。したがって、こうした対応の積み重ねこそが周囲への影響力を高めることにつながる。

どの批判こそが有益なもの?

さて、「批判が的を得ていて、正当である場合」という基準もまた難しいものだ。これは私が大学生の頃の話になるが参考にして欲しい。当時の私は学内で政治活動に熱中していた。学校であれ、実社会であれ、人前で活動すると、必ずしも好意的ではない意見に晒される。当時、私はその種の批判を個人攻撃として受け止めていた。

そこで、ブルースとジョーという2人の友人に「なぜこんな不当な扱いをされなければならないのか」よく愚痴を言ったものだ。当時、ブルースは学生自治会の会長で、ジョーは議長を務めていた。私が彼らについて非常に立派だと感心していたのは、自分たちに向けられた批判にまったく動じなかったのである。私はこのような批判について彼らに愚痴をこぼしていると、ジョーは次のような意見をくれた。それは‥

その情報の発信者を見極めろ

ということだ。つまり、批判を真剣に受け取る前に、相手の意見にどれだけ重きをおくべきかを検討しろ、ということである。実際、内容に関係なく、情報の発信者を見極めることは大切になる。不愉快なフィードバックを受け取るとき、もしその発信者がこれまで馬鹿げたことや根拠のないことを言っていたら、そんなに気にとめる必要はないからだ。

それに対し、もしもその発信者が理性的で明晰に考える人で、他の機会にその人に賛同したことがある人なら、その批判を考慮すべきかもしれない。だからといって賛同する必要はないが、その人の視点から物事を眺めることは有意義であるし、あなたを成長させる。

また、理解して欲しいのは、誰かの批判を真剣に受け止めるときでも、批判を個人攻撃としてみなす必要はないということだ。その2つはまったく別の次元の話であるからだ。ただ、批判を受け止めること、それ自体は自分の感情をコントロールする練習にもなるし、影響力を高める素晴らしい機会にもなる。

その上において、情報の発信者を見極めることも重要になる。まず、自分に向けられた批判が考慮に値するかどうか見極める練習をしよう。そして、もし批判が有益だと思うなら、それをもとに変化を起こそう。次に、その発信者が誰であれ、それを個人攻撃とみなさない習慣を身につけよう。

ちなみにだが、冒頭に紹介したキング牧師の手紙の引用の続きにこう書いてある。

「しかし、批判をくれるあなたが本当の善意の人であり、誠実に述べられていると感じるのであれば、それは私が歓迎するべきものだ」

なんと、リーダーの資質を感じさせるものであろうか。ぜひ、あなたも参考にしてみて欲しい。

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起こった出来事に対してどう「反応」するのか、あるいは「対応」するか。それはその人の選択ですが、その積み重ねこそが、人格を作っていきます…

ボブ・バーグが教える「人に動いてもらう」リーダーの特徴とは?

 

 

 

この記事の執筆者

ボブ・バーグ Bob Burg

アメリカでは伝説的な元トップ営業マンであり、対人関係・影響力の行使に関する第一人者。「21世紀のデール・カーネギー」の異名を持つ。

 

現在は経営コンサルタント・講演家としても人気を博し、元大統領や著名な政治家からも助言を求められる。2014年には米国経営協会(AMA)からビジネス界のリーダー上位30人の1人に選出されている。

 

主なクライアントはゼネラル・エレクトリック(GE)、リッツ・カールトン、レクサス、アフラック、MDRT、全米不動産協会等。フォーチュン500社に名を連ねる大企業からも絶大な支持を受ける。

 

著書はこれまで世界21カ国語に翻訳され、累計発行部数は100万部を超えている。累計20万部の『Endless Refferals』や世界的ベストセラーとなった『THE GO GIVER』などは全米の企業で多く研修マニュアルとして使われている。フロリダ在住。

 

 

 

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ログカテゴリー一覧

 

筆者一覧

ボブ・バーグ

『THE GO-GIVER』著者
人材開発会社バーグ・コミュニケーションズ代表
経営コンサルタント

 

安永 周平

『THE GO-GIVER』公式サイト運営責任者
寿コミュニケーションズ㈱ 代表取締役

 

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