ホーム > 成功から最も遠いのはGIVER

GO-GIVER

2018/10/01(月)

成功から最も遠いのはGIVER

 

FROM 安永周平

注)これは「GIVER」を目指す僕らにとって少し残酷な話です

ビジネススクールとして世界的に高い評価を受けているペンシルベニア大学ウォートン校。そこで、組織心理学者として最年少で終身教授となったアダム・グラント氏は、Googleからアメリカ空軍にいたるまで、10年以上に渡って組織における人間の選択について研究してきました。そんな彼が、著書『GIVE & TAKE』の中で驚くべきことを言っています。それは…

「成功から最も遠いのは GIVER だ」

とのこと。イヤイヤ、ちょっと待てよ…と。どういうこと? “与える人が与えられる”んじゃなかったのか? と文句の1つも言いたくなりますよね。しかし、これはどうやら事実のようです。アダム氏は、受け取る以上に与えようとする人を「GIVER」、与えるより多くをもらおうとする人を「TAKER」、そしてこの2つの間で GIVE & TAKE のバランスを取ろうとする人を「MATCHER」と呼んでいますが…この中で、成功から最も遠いのが GIVER だと言うのです。

事実、カリフォルニア州のプロのエンジニア160名以上を対象にした調査では、お互いを「どのくらい協力的か?」という観点で評価し合ってそれぞれのタイプを分けたところ、最も生産性が低いエンジニアは GIVER でした。この GIVER は、仕事の成果、報告書、製図の数はもちろん、ミス、締切を守ること、経費のムダ遣いなどにおいても最低点を付けられていました。というのも、他の人の仕事を手伝っているせいで、自分の仕事を終えられなかったのです。

あらゆる業界で最下層はGIVERである

また、べルギーの医学生600名以上を調査した結果、成績の最も低い学生は「人助けが好きだ」とか「常に相手が何を必要としているか考える」といった GIVER の資質を示す点数が非常に高かったのです。そして、この学生もまた、わざわざ仲間の勉強を手伝ってやったり、テストで不利になることも顧みずに自分の知識を分け与えたりしていました。

営業・セールスについても例外ではありません。アダム氏が実施した調査によれば、TAKER と MATCHER の年間売上は GIVER の2.5倍も高かったのです。なぜなら、GIVER は客にとって何がベストなのかを常に気にかけているため強引に売りつけたりしません。それが裏目に出たというわけです。そう、残念ながら成功から最も遠いのは GIVER なのです。

最も成功しているタイプはどれか?

では、様々な業界で最も成功しているのは TAKER なのでしょうか? それとも MATCHER でしょうか? 実は、そのどちらでもありません。アダム氏によれば、なんと最も成功しているタイプもまた GIVER だと言うのです。先のエンジニアの調査で、最も生産性が低いのは GIVER でしたが、最も生産性が高いのもまた GIVER だったのです。

そして、ベルギーの医学生でも、営業・セールスおいても…この傾向はあらゆる職種で共通のパターンとして現れました。最も成功する人と最も成功から遠い人が GIVER である一方で、TAKER と MATCHER はほどほどの成果にとどまっていたのです。

「成功するGIVER」と「底辺で終わるGIVER」

さて、当然ですがここで疑問が出てくるでしょう。あなたも気になっていると思いますが、成功する GIVER と、成功の階段の一番下…つまり底辺で終わる GIVER の違いはいったい何なのでしょうか? これについて、アダム氏は前者を「他者志向のGIVER」、後者を「自己犠牲的なGIVER」と呼んでいますが、結論を先に言うと、これは「自己利益への関心の高さ」によって分けられます

既にあなたもご存知のように、TAKER は自己利益への関心が高く、GIVER は他者利益への関心が高いことが特徴です。ところが、見落としがちですが”GIVERの自己利益への関心の高さ”は、人によってマチマチです。そして実は、成功する「他者志向のGIVER」は、他者利益だけでなく”自己利益への関心”も高いんですね(※上図参照)。

搾取される「自己犠牲的なGIVER」の特徴

それとは反対に、底辺で終わる「自己犠牲的なGIVER」は自己利益への関心が低いです。このタイプの人たちは、自分自身の利益やメリットを顧みず、貴重な時間とエネルギーを割いて人の役に立とうとします。しかし、ここは注意が必要なのですが、生物学者のバーバラ・オークレイは「無私無欲に他人に尽くし、与え続けるのは病的な行為だ」と言っています。そして、これこそが GIVER が陥りがちな罠でもあります。

自己犠牲的な GIVER たちは、そんなふうに他人を助けているうちに自分自身が疲弊し、心が擦り切れてしまいます。だからこそ、心優しいあなたにぜひ覚えておいてほしいのですが、自己利益と他者利益は二律背反ではありません。アダム氏は調査を通じて、この2つが完全に独立した動機であることを発見しており、2つを両立させることは可能なのです。

他者志向の「GO-GIVER」であれ!

また、それこそがボブが提唱する「GO-GIVER」のあり方でもあります。現に、ボブとの対談の中でアダム氏は、ボブの著書『THE GO-GIVER 〜あたえる人があたえられる〜』の大ファンであり、GO-GIVER のあり方が著書『GIVE & TAKE』のアイデアの源になったと言っています。

そして、ボブが提唱する『GIVERとして成功するための5つの法則』のうち、第5の法則は「効果的に与える秘訣は、心を開いて受け取ることにある」というものです。ここにも自己利益の要素がありますよね。自らも受け取る方が、GIVER としてのスタンスを長く保ちやすいのです。

他者利益を考えることはもちろん大切ですが、それだけでは GIVER として成功する前に、自分自身が疲弊し、燃え尽きてしまうでしょう。これでは本末転倒です。そうではなく、相手に利益をもたらすことで最終的に自分も恩恵を受け取れる方法を考えることが大切です。ぜひ、そんな「GO-GIVER」という生き方を一緒に目指していきましょう。

PS
この GO-GIVER として生きるゲストを迎えて毎月お届けする『月刊GO-GIVERS』ですが、今日から10月号がリリースされました。行動するにはまず具体的な事例を知ること。今日から3日間限定で初月無料キャンペーン中ですので、GO-GIVER としての生き方に興味があればぜひチェックしてみてくださいね。

NEW!!『月刊GO-GIVERS』の10月号がリリースされました

 

 

 

この記事の執筆者

安永 周平 Shuhei Yasunaga

1982年生まれ。福岡県出身。九州大学工学部卒(修士)。『THE GO-GIVER』日本公式サイトの運営責任者。

 

トヨタ自動車で4年間、生産技術のエンジニアとして勤めた後、ダイレクト出版へ入社してセールス&マーケティングの仕事に従事。3ヶ月後、グループ会社である経営科学出版の事業を任される。年商2億ほどで赤字だった事業部を1年で黒字化。1枚のセールスレターで2万人超の新規顧客を獲得した実績もあり、マネージャーとして事業部の年商7億円突破に貢献。

 

5年目に独立し、福岡で寿コミュニケーションズ株式会社を設立。現在、建設業を含む2社の経営に携わり営業チームの強化に当たる。ボブ・バーグの日本における独占ライセンシーとなり、当サイト『THE GO-GIVER』を通じて、営業、士業、中小零細企業の社長に役立つ教育事業を展開中。福岡在住。

 

 

 

※以下の内容に同意の上ご登録下さい

当社は、「良質な情報と教育を通して、人々の生活を向上させること」を企業理念とし、インターネットにおける書籍、デジタルコンテンツ教材等の販売、セミナー運営事業を行っております。当社はこのような事業活動を行う上で、個人情報を保護、管理することが重要であると認識するとともに、これが当社の社会的責任および責務であると考えております。そこで、当社は個人情報保護マネジメントシステムを構築すると共に、以下に掲げる個人情報保護方針(以下、本保護方針と呼ぶ)を制定し、個人情報保護に努めてまいります。

 

法令、規範の順守
当社は、個人情報に関する法令、国が定める指針その他規範を順守いたします。

 

個人情報の取得・利用・提供
当社は、個人情報を取得する際にはその利用目的を明確にし、利用目的の達成に必要な範囲内で取扱います。また、目的外利用を行わないための体制を構築し、当初の範囲を超えて取扱う場合には改めて本人の同意を得るなど規程に従った対応を行います。

 

個人情報の安全対策
当社は、個人情報の漏えい、滅失又はき損の防止及び是正に関して、必要かつ適切な安全対策を実施いたします。

 

苦情および相談について
当社は、個人情報の取扱いに関する苦情及び相談については、お客様相談窓口にて受け付け、また個人情報の開示等の求めにも、適切かつ迅速に対応いたします。

 

個人情報保護マネジメントシステムの継続的改善
当社は、適切な個人情報保護に関する規程、ルール、行動規範を定め、個人情報保護に関するマネジメントシステムを運用します。また、マネジメントシステムが適切に実施できているかを定期的に確認・監査・見直しを行うことにより、継続的に改善いたします。

 

寿コミュニケーションズ株式会社 代表電話番号
TEL:092-272-1187 FAX:092-292-6773

 

2.個人情報の取扱いについて

 

当社は、お客様から個人情報をご提供頂く場合、予め個人情報の利用目的を明示し、その利用目的の範囲内で利用します。予め明示した利用目的の範囲を超えて、お客様の個人情報を利用する必要が生じた場合は、お客様にその旨をご連絡し、お客様の同意を頂いた上で利用します。当社が保有する個人情報の利用目的は下記の通りです。

 

お客様に関する個人情報

 

ご注文された方の個人情報:サービス実施と商品納品およびメールマガジン配信のため

メールマガジン申込みされた方の個人情報:メールマガジン配信のため

無料ビデオ申込みされた方の個人情報:サービス実施とメールマガジン配信のため

無料ウェブセミナー申込みされた方の個人情報:サービス実施とメールマガジン配信のため

お問い合わせされた方の個人情報:お問い合わせに対する回答のため

アフィリエイターの個人情報:アフィリエイターへの連絡や報酬支払いのため

採用応募者・就労された方に関する個人情報

当社の採用に応募された方の個人情報:当社採用業務における応募者対応のため

当社に就労された方の個人情報:人事労務関連業務における従業者対応のため

 

3.個人情報の適正な取得

 

当社では、個人情報の取得は、適法かつ公正な手段で行います。

 

4.個人情報の提供

 

当社は、次の場合を除き、お客様の個人情報を第三者に開示または提供しません。

お客様の同意がある場合

法令に基づく場合

人の生命、身体又は財産の保護のために必要であって、お客様の同意を取ることが困難な場合

利用目的の達成に必要な範囲で、個人情報の取り扱いを委託する場合

合併、会社分割、営業譲渡その他の事由によって事業の承継が行われる場合

 

当社は、上記(1)に関わらず、お客様へのサービス提供、お問い合わせ等への対応に関して、当社の関係会社や代理店より対応させて頂くことが適切と判断される場合に、お客様の住所、氏名、電話番号等を当該関係会社等へ提供することがあります。この場合、お客様は当社に対し当該関係会社等への個人情報提供の停止を請求することができます。

 

5.個人情報に関するお問い合わせ

 

お客様の個人情報の開示・訂正・削除等に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

 

6、その他の事項

 

1. アクセス情報について

当サイトでは、より良いサービスをご提供させて頂くために、アクセスログ情報を取得する場合がございます。予めご了承下さい。アクセスログの取得はお客様の個人情報を特定することを目的としたものではありません。

 

2. クッキーについて

当サイトでは、より快適にご利用して頂くために、サイトの一部でクッキー (Cookie)を使用しております。クッキー及びIPアドレス情報については、それら単独では特定の個人を識別することができないため、個人情報とは考えておりません。なお、クッキー情報については、ブラウザの設定で拒否することが可能です。

※以下の内容に同意の上ご登録下さい

当社は、「良質な情報と教育を通して、人々の生活を向上させること」を企業理念とし、インターネットにおける書籍、デジタルコンテンツ教材等の販売、セミナー運営事業を行っております。当社はこのような事業活動を行う上で、個人情報を保護、管理することが重要であると認識するとともに、これが当社の社会的責任および責務であると考えております。そこで、当社は個人情報保護マネジメントシステムを構築すると共に、以下に掲げる個人情報保護方針(以下、本保護方針と呼ぶ)を制定し、個人情報保護に努めてまいります。

 

法令、規範の順守
当社は、個人情報に関する法令、国が定める指針その他規範を順守いたします。

 

個人情報の取得・利用・提供
当社は、個人情報を取得する際にはその利用目的を明確にし、利用目的の達成に必要な範囲内で取扱います。また、目的外利用を行わないための体制を構築し、当初の範囲を超えて取扱う場合には改めて本人の同意を得るなど規程に従った対応を行います。

 

個人情報の安全対策
当社は、個人情報の漏えい、滅失又はき損の防止及び是正に関して、必要かつ適切な安全対策を実施いたします。

 

苦情および相談について
当社は、個人情報の取扱いに関する苦情及び相談については、お客様相談窓口にて受け付け、また個人情報の開示等の求めにも、適切かつ迅速に対応いたします。

 

個人情報保護マネジメントシステムの継続的改善
当社は、適切な個人情報保護に関する規程、ルール、行動規範を定め、個人情報保護に関するマネジメントシステムを運用します。また、マネジメントシステムが適切に実施できているかを定期的に確認・監査・見直しを行うことにより、継続的に改善いたします。

 

寿コミュニケーションズ株式会社 代表電話番号
TEL:092-272-1187 FAX:092-292-6773

 

2.個人情報の取扱いについて

 

当社は、お客様から個人情報をご提供頂く場合、予め個人情報の利用目的を明示し、その利用目的の範囲内で利用します。予め明示した利用目的の範囲を超えて、お客様の個人情報を利用する必要が生じた場合は、お客様にその旨をご連絡し、お客様の同意を頂いた上で利用します。当社が保有する個人情報の利用目的は下記の通りです。

 

お客様に関する個人情報

 

ご注文された方の個人情報:サービス実施と商品納品およびメールマガジン配信のため

メールマガジン申込みされた方の個人情報:メールマガジン配信のため

無料ビデオ申込みされた方の個人情報:サービス実施とメールマガジン配信のため

無料ウェブセミナー申込みされた方の個人情報:サービス実施とメールマガジン配信のため

お問い合わせされた方の個人情報:お問い合わせに対する回答のため

アフィリエイターの個人情報:アフィリエイターへの連絡や報酬支払いのため

採用応募者・就労された方に関する個人情報

当社の採用に応募された方の個人情報:当社採用業務における応募者対応のため

当社に就労された方の個人情報:人事労務関連業務における従業者対応のため

 

3.個人情報の適正な取得

 

当社では、個人情報の取得は、適法かつ公正な手段で行います。

 

4.個人情報の提供

 

当社は、次の場合を除き、お客様の個人情報を第三者に開示または提供しません。

お客様の同意がある場合

法令に基づく場合

人の生命、身体又は財産の保護のために必要であって、お客様の同意を取ることが困難な場合

利用目的の達成に必要な範囲で、個人情報の取り扱いを委託する場合

合併、会社分割、営業譲渡その他の事由によって事業の承継が行われる場合

 

当社は、上記(1)に関わらず、お客様へのサービス提供、お問い合わせ等への対応に関して、当社の関係会社や代理店より対応させて頂くことが適切と判断される場合に、お客様の住所、氏名、電話番号等を当該関係会社等へ提供することがあります。この場合、お客様は当社に対し当該関係会社等への個人情報提供の停止を請求することができます。

 

5.個人情報に関するお問い合わせ

 

お客様の個人情報の開示・訂正・削除等に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

 

6、その他の事項

 

1. アクセス情報について

当サイトでは、より良いサービスをご提供させて頂くために、アクセスログ情報を取得する場合がございます。予めご了承下さい。アクセスログの取得はお客様の個人情報を特定することを目的としたものではありません。

 

2. クッキーについて

当サイトでは、より快適にご利用して頂くために、サイトの一部でクッキー (Cookie)を使用しております。クッキー及びIPアドレス情報については、それら単独では特定の個人を識別することができないため、個人情報とは考えておりません。なお、クッキー情報については、ブラウザの設定で拒否することが可能です。

 

ログカテゴリー一覧

 

筆者一覧

ボブ・バーグ

『THE GO-GIVER』著者
人材開発会社バーグ・コミュニケーションズ代表
経営コンサルタント

 

安永 周平

『THE GO-GIVER』公式サイト運営責任者
寿コミュニケーションズ㈱ 代表取締役

 

THE GO-GIVER SNS