ホーム > 吉本社長に学ぶリーダーシップ?

リーダーシップ

2019/07/24(水)

吉本社長に学ぶリーダーシップ?

 

FROM 安永周平

お笑い界の頂点に君臨する吉本興業が、揺れに揺れています。ニュースは連日この話題ばかりで、参院選の結果すら霞んで見えてしまうほどです。「闇営業」に端を発する問題が、人気芸人の謝罪会見、契約解消…そしてついには社長の謝罪会見にまで。そして、その社長の会見に、社員(?)であるはずの芸人から不満の声が続出している、と。

6000人もの芸人を抱える吉本興業、もちろんそのトップを務めるのは大変なことでしょう。人の数だけ問題は起こりますし、僕には想像もつかないような苦労もされていると思います。しかし、”ファミリー”であるはずの芸人たちから大バッシングを受けている今の状況は、社長のリーダーシップが正常に機能しているとは思えません。外野がどうこう言う話ではないんですが、この状況を見て、僕はあることを感じました。それは…

地位や権限によるリーダーシップの限界

これまでの吉本興業は地位や権限によるリーダーシップによって、力ずくで社員を動かしてきたのではないか、ということです。ボブがよく「人を動かすには2つの方法がある」と言いますが、そのうちの1つがこれです。つまりは、社員を支配しコントロールするもの。心理操作をしたり、時には威圧的に相手を脅して従わせたりすることです。

地位や権限によるリーダーシップを行使した場合でも、相手を従わせることはできるでしょう。なぜなら、誰だって上司に気に入られ、昇進したり昇給したりしたいと思っているからです。あるいは、処分を受けたり、クビになったりしないように、また確実に給料をもらえるように…といった理由からも、彼らは上司の言うことを聞くでしょう。

「言うことを聞かせている」状態に過ぎない

しかし、これはあくまで「言うことを聞かせている」という状態に過ぎません。言うことを聞かせている状態とは、それは単に渋々従っているだけの関係のことです。この状態だと、言われた側は言われたことしかせず、それ以上の行動はしてくれないことが多いです。これは、組織の規模にかかわらず言えることですし、たとえ家族が相手だったとしても同じことでしょう。

そして、この種類のリーダーシップには、もう1つ弊害があります。というのも、「言うことを聞かせている状態」では、相手が意識しているかどうかは別にして、本来の目的を妨害されてしまうことがあります。敵を増やしてしまうんですよね。今回、TVなどのメディアで複数の芸人が吉本興業に対して憤りを露わにしたコメントを発しているのは、まさにこの状態ではないでしょうか。

もう1つのリーダーシップとは?

このように、地位や権限によるリーダーシップは、ある程度は機能することもありますが、会社規模や社員の数が多くなってくると機能しなくなるという限界もあります。そのような時、どうすればいいのか…というと、ボブは「もう1つの人を動かす方法」を使えばいいと言っています。そう、脅したり威圧したりして言うことを聞かせるのではなく、人を動かす方法があります。

それは、「貢献してもらう」ということです。貢献してもらうとは、力ずくで言うことを聞かせるのとは全く違います。相手は、進んで気持ちよく動いてくれますし、こちらの期待以上のことをやってくれるようにもなります。さらに、この方法に地位や権力は関係ありません。私たちも今日から使える方法です。

人に気持ちよく動いてもらう技術

では、どうすれば相手に貢献してもらえるようになるか…という話になりますよね。ボブ曰く、これは自分の考えを相手に”理解してもらう”だけでは不十分です。貢献してもらえるのは、リーダーの考えが相手に「受け入れられた時」です。理解してもらうことと、受け入れてもらうこと…大した差はないように思えますが、この違いは大きいのだと。

端的に言ってしまえば、相手の利益を考えなければならないということです。人を動かす立場にあるリーダーは、どうすれば「自分の望み」と「相手の利益」を結び付けられるかを常に考えて置かなければいけません。相手も、自分の利益になる行動なら気持ちよく動いてくれる可能性は上がります。リーダーが望む結果に対して、自発的に行動してくれるようになるのです。

実際、名著『人を動かす』の中で、デール・カーネギー氏は「人間は、究極的には自分のために行動するものだ」と言っています。決して相手を操作しようなんて考えてはいけません。相手の利益を考えた時、はじめてリーダーは「貢献してもらう」ための第一歩を踏み出したことになるのです。そして、力ずくで言うことを聞かせるのとは全く違う、大きなパワーを感じることができるでしょう。

僕が発揮した最低のリーダーシップ

恥ずかしながら、僕もマネージャーをしていた時、部下を地位や権力(過去のプレーヤーとしての実績)によって動かそうとしていました。自分が言うとおりにやれば業績が上がるという確信があったので、言うことを聞かせようとしていました。「俺の言うとおりにすれば業績が上がるのに、なんでやらないんだ?」と部下に詰問まがいのことをしていたんですよね。

結果、どうなったかというと…部下は全く協力してくれなくなりました。それどころか、事あるごとに僕の提案に反発するようになりました。それが、どんなにいいアイデアであったとしても、です。おそらく当時、そのアイデアの優劣がどうこうよりも「僕のことが嫌いだ」という理由だけで抵抗していたのではないかと今では思います。

正直、当時のことは今でも思い出したくない過去ではあります。しかし、マネージャーとしてドン底だった時、ある出来事をキッカケにして、部下との接し方やコミュニケーションを見直しました。それから1年半くらいかかったのですが…部下との関係に少しずつ変化が見られるようになったのです。もしあなたが今、部下や後輩との接し方に悩んでいるのであれば…僕の経験が少しだけ役に立つかもしれません。

最低のマネージャーだった安永の話

PS
ちなみに、最後まで信頼を取り戻せなかった部下もいます。でも「言うことを聞かせていた状態」の時とは段違いにチームの雰囲気も業績もよくなりましたよ。

 

 

 

この記事の執筆者

安永 周平 Shuhei Yasunaga

1982年生まれ。福岡県出身。九州大学工学部卒(修士)。『THE GO-GIVER』日本公式サイトの運営責任者。

 

トヨタ自動車で4年間、生産技術のエンジニアとして勤めた後、ダイレクト出版へ入社してセールス&マーケティングの仕事に従事。3ヶ月後、グループ会社である経営科学出版の事業を任される。年商2億ほどで赤字だった事業部を1年で黒字化。1枚のセールスレターで2万人超の新規顧客を獲得した実績もあり、マネージャーとして事業部の年商7億円突破に貢献。

 

5年目に独立し、福岡で寿コミュニケーションズ株式会社を設立。現在、建設業を含む2社の経営に携わり営業チームの強化に当たる。ボブ・バーグの日本における独占ライセンシーとなり、当サイト『THE GO-GIVER』を通じて、営業、士業、中小零細企業の社長に役立つ教育事業を展開中。福岡在住。

 

 

 

※以下の内容に同意の上ご登録下さい

当社は、「良質な情報と教育を通して、人々の生活を向上させること」を企業理念とし、インターネットにおける書籍、デジタルコンテンツ教材等の販売、セミナー運営事業を行っております。当社はこのような事業活動を行う上で、個人情報を保護、管理することが重要であると認識するとともに、これが当社の社会的責任および責務であると考えております。そこで、当社は個人情報保護マネジメントシステムを構築すると共に、以下に掲げる個人情報保護方針(以下、本保護方針と呼ぶ)を制定し、個人情報保護に努めてまいります。

 

法令、規範の順守
当社は、個人情報に関する法令、国が定める指針その他規範を順守いたします。

 

個人情報の取得・利用・提供
当社は、個人情報を取得する際にはその利用目的を明確にし、利用目的の達成に必要な範囲内で取扱います。また、目的外利用を行わないための体制を構築し、当初の範囲を超えて取扱う場合には改めて本人の同意を得るなど規程に従った対応を行います。

 

個人情報の安全対策
当社は、個人情報の漏えい、滅失又はき損の防止及び是正に関して、必要かつ適切な安全対策を実施いたします。

 

苦情および相談について
当社は、個人情報の取扱いに関する苦情及び相談については、お客様相談窓口にて受け付け、また個人情報の開示等の求めにも、適切かつ迅速に対応いたします。

 

個人情報保護マネジメントシステムの継続的改善
当社は、適切な個人情報保護に関する規程、ルール、行動規範を定め、個人情報保護に関するマネジメントシステムを運用します。また、マネジメントシステムが適切に実施できているかを定期的に確認・監査・見直しを行うことにより、継続的に改善いたします。

 

寿コミュニケーションズ株式会社 代表電話番号
TEL:092-272-1187 FAX:092-292-6773

 

2.個人情報の取扱いについて

 

当社は、お客様から個人情報をご提供頂く場合、予め個人情報の利用目的を明示し、その利用目的の範囲内で利用します。予め明示した利用目的の範囲を超えて、お客様の個人情報を利用する必要が生じた場合は、お客様にその旨をご連絡し、お客様の同意を頂いた上で利用します。当社が保有する個人情報の利用目的は下記の通りです。

 

お客様に関する個人情報

 

ご注文された方の個人情報:サービス実施と商品納品およびメールマガジン配信のため

メールマガジン申込みされた方の個人情報:メールマガジン配信のため

無料ビデオ申込みされた方の個人情報:サービス実施とメールマガジン配信のため

無料ウェブセミナー申込みされた方の個人情報:サービス実施とメールマガジン配信のため

お問い合わせされた方の個人情報:お問い合わせに対する回答のため

アフィリエイターの個人情報:アフィリエイターへの連絡や報酬支払いのため

採用応募者・就労された方に関する個人情報

当社の採用に応募された方の個人情報:当社採用業務における応募者対応のため

当社に就労された方の個人情報:人事労務関連業務における従業者対応のため

 

3.個人情報の適正な取得

 

当社では、個人情報の取得は、適法かつ公正な手段で行います。

 

4.個人情報の提供

 

当社は、次の場合を除き、お客様の個人情報を第三者に開示または提供しません。

お客様の同意がある場合

法令に基づく場合

人の生命、身体又は財産の保護のために必要であって、お客様の同意を取ることが困難な場合

利用目的の達成に必要な範囲で、個人情報の取り扱いを委託する場合

合併、会社分割、営業譲渡その他の事由によって事業の承継が行われる場合

 

当社は、上記(1)に関わらず、お客様へのサービス提供、お問い合わせ等への対応に関して、当社の関係会社や代理店より対応させて頂くことが適切と判断される場合に、お客様の住所、氏名、電話番号等を当該関係会社等へ提供することがあります。この場合、お客様は当社に対し当該関係会社等への個人情報提供の停止を請求することができます。

 

5.個人情報に関するお問い合わせ

 

お客様の個人情報の開示・訂正・削除等に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

 

6、その他の事項

 

1. アクセス情報について

当サイトでは、より良いサービスをご提供させて頂くために、アクセスログ情報を取得する場合がございます。予めご了承下さい。アクセスログの取得はお客様の個人情報を特定することを目的としたものではありません。

 

2. クッキーについて

当サイトでは、より快適にご利用して頂くために、サイトの一部でクッキー (Cookie)を使用しております。クッキー及びIPアドレス情報については、それら単独では特定の個人を識別することができないため、個人情報とは考えておりません。なお、クッキー情報については、ブラウザの設定で拒否することが可能です。

※以下の内容に同意の上ご登録下さい

当社は、「良質な情報と教育を通して、人々の生活を向上させること」を企業理念とし、インターネットにおける書籍、デジタルコンテンツ教材等の販売、セミナー運営事業を行っております。当社はこのような事業活動を行う上で、個人情報を保護、管理することが重要であると認識するとともに、これが当社の社会的責任および責務であると考えております。そこで、当社は個人情報保護マネジメントシステムを構築すると共に、以下に掲げる個人情報保護方針(以下、本保護方針と呼ぶ)を制定し、個人情報保護に努めてまいります。

 

法令、規範の順守
当社は、個人情報に関する法令、国が定める指針その他規範を順守いたします。

 

個人情報の取得・利用・提供
当社は、個人情報を取得する際にはその利用目的を明確にし、利用目的の達成に必要な範囲内で取扱います。また、目的外利用を行わないための体制を構築し、当初の範囲を超えて取扱う場合には改めて本人の同意を得るなど規程に従った対応を行います。

 

個人情報の安全対策
当社は、個人情報の漏えい、滅失又はき損の防止及び是正に関して、必要かつ適切な安全対策を実施いたします。

 

苦情および相談について
当社は、個人情報の取扱いに関する苦情及び相談については、お客様相談窓口にて受け付け、また個人情報の開示等の求めにも、適切かつ迅速に対応いたします。

 

個人情報保護マネジメントシステムの継続的改善
当社は、適切な個人情報保護に関する規程、ルール、行動規範を定め、個人情報保護に関するマネジメントシステムを運用します。また、マネジメントシステムが適切に実施できているかを定期的に確認・監査・見直しを行うことにより、継続的に改善いたします。

 

寿コミュニケーションズ株式会社 代表電話番号
TEL:092-272-1187 FAX:092-292-6773

 

2.個人情報の取扱いについて

 

当社は、お客様から個人情報をご提供頂く場合、予め個人情報の利用目的を明示し、その利用目的の範囲内で利用します。予め明示した利用目的の範囲を超えて、お客様の個人情報を利用する必要が生じた場合は、お客様にその旨をご連絡し、お客様の同意を頂いた上で利用します。当社が保有する個人情報の利用目的は下記の通りです。

 

お客様に関する個人情報

 

ご注文された方の個人情報:サービス実施と商品納品およびメールマガジン配信のため

メールマガジン申込みされた方の個人情報:メールマガジン配信のため

無料ビデオ申込みされた方の個人情報:サービス実施とメールマガジン配信のため

無料ウェブセミナー申込みされた方の個人情報:サービス実施とメールマガジン配信のため

お問い合わせされた方の個人情報:お問い合わせに対する回答のため

アフィリエイターの個人情報:アフィリエイターへの連絡や報酬支払いのため

採用応募者・就労された方に関する個人情報

当社の採用に応募された方の個人情報:当社採用業務における応募者対応のため

当社に就労された方の個人情報:人事労務関連業務における従業者対応のため

 

3.個人情報の適正な取得

 

当社では、個人情報の取得は、適法かつ公正な手段で行います。

 

4.個人情報の提供

 

当社は、次の場合を除き、お客様の個人情報を第三者に開示または提供しません。

お客様の同意がある場合

法令に基づく場合

人の生命、身体又は財産の保護のために必要であって、お客様の同意を取ることが困難な場合

利用目的の達成に必要な範囲で、個人情報の取り扱いを委託する場合

合併、会社分割、営業譲渡その他の事由によって事業の承継が行われる場合

 

当社は、上記(1)に関わらず、お客様へのサービス提供、お問い合わせ等への対応に関して、当社の関係会社や代理店より対応させて頂くことが適切と判断される場合に、お客様の住所、氏名、電話番号等を当該関係会社等へ提供することがあります。この場合、お客様は当社に対し当該関係会社等への個人情報提供の停止を請求することができます。

 

5.個人情報に関するお問い合わせ

 

お客様の個人情報の開示・訂正・削除等に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

 

6、その他の事項

 

1. アクセス情報について

当サイトでは、より良いサービスをご提供させて頂くために、アクセスログ情報を取得する場合がございます。予めご了承下さい。アクセスログの取得はお客様の個人情報を特定することを目的としたものではありません。

 

2. クッキーについて

当サイトでは、より快適にご利用して頂くために、サイトの一部でクッキー (Cookie)を使用しております。クッキー及びIPアドレス情報については、それら単独では特定の個人を識別することができないため、個人情報とは考えておりません。なお、クッキー情報については、ブラウザの設定で拒否することが可能です。

 

ログカテゴリー一覧

 

筆者一覧

ボブ・バーグ

『THE GO-GIVER』著者
人材開発会社バーグ・コミュニケーションズ代表
経営コンサルタント

 

安永 周平

『THE GO-GIVER』公式サイト運営責任者
寿コミュニケーションズ㈱ 代表取締役

 

THE GO-GIVER SNS