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営業・紹介

2019/08/05(月)

かんぽ生命をぶっ飛ばす?

 

FROM 安永周平

先日からニュース番組でも問題になっているかんぽ生命の不正事件…もしあなたが生命保険の営業をしているなら見過ごせないでしょう。お客様の不利益によって自分たちの利益を得る…やってることは詐欺まがい。TAKER そのものです。たとえば、あるニュースによれば、被害にあった近畿圏在住の50代の男性が次のように言っているそうです。

親にもしものことがあった時に???

「昨年、82歳の母から“郵便局員さんが来ているので家に来て”と言われて行くと、営業社員と上司がいました。“お母様が亡くなられると通帳が凍結されて下ろせない。生前贈与として息子さんの口座にお金を移して養老保険に入りませんか”と言われ、年払いで85万6千円だという。途中解約できるというので契約すると、今度は父が“郵便局が来て口座から70万円下ろされた”と言ってきた。怪しいと思って確認すると、母の口座から85万6千円が私の口座に送金されてはいたものの、そのお金で私が生命保険に入ったことになっていて、しかも保険金の受取人は母。姉も生保に入れられ、受取人は父でした。親にもしものことがあったときにお金をすぐに使えるように、と言いながら本末転倒で、しかも解約すると20万円損するという。郵便局の人だから、と信用してしまったのが落ち度でした……」

もしこれが事実なら、本当にただの詐欺ですよね。「親にもしものことがあった時に」と言いながら、被保険者が母親ではなく息子さん。意味不明です。そして、解約するだけで20万円損する。同じ構図の詐欺が父親と娘さんの間でも起こっている。組織ぐるみの詐欺だとしか思えないような話、これが悪いことかどうかなんて小学生でも分かるはず。

お金を奪うことが目的になっている…

もちろん、これは特にひどいケースなのかもしれません。しかし、ニュースで多く取り上げられている「二重支払い」にしても、お客さんに不利益をもたらしている点では同じです。ビジネスとはお客様からお金を奪うことではなく、お客様に価値を与えること。特に、目に見えない保険という商品を扱うなら、なおさらそれが大切ではないでしょうか。

今回のケースは特定の個人というよりも、会社としての体質の問題でしょう。経営陣が不正を看過していたことで、起こるべくして起こった事件のように思います。同業者からすれば迷惑な話です。ただでさえ「保険の営業」というだけで人から警戒されることもある仕事…業界のイメージが悪くなるようなことは勘弁願いたいですよね。

真面目な生保営業にとってはチャンス?

ただ、前向きに考えるとこれは、真っ当な生命保険の営業をしている人にとってはチャンスかもしれません。なぜなら、今回の事件で契約を解除する人、他社に乗り換える人が出てくる可能性は高いからです。かんぽ生命の被保険者は約2,900万人。総務省統計局のデータによれば、2019年7月1日時点での人口が1億2622万人ですから、日本の全人口の約2割に相当します。

つまり、5人に1人がこれから生命保険を見直す可能性があるということ。もちろん、全員が乗り換えるわけではないでしょうけど、他社を検討する人は増えるでしょう。一連の不祥事による不適切な販売は、当初は最大9万3000件だと言われていましたが、調査対象範囲を拡大した結果、不正の疑いがある契約は、2014年度以降で18万3000件に倍増しているのだとか。

価値を与える生保営業を応援します!

ですから、真っ当な仕事をしている生保営業の方には、ぜひこの機会に頑張ってもらいたいと思うのです。客からお金を巻き上げることが目的の悪徳営業マンに負けてほしくありません。繰り返しますが、ビジネスとはお客様からお金を奪うことではなく、お客様に価値を与えることです。ボブ曰く「あなたの本当の価値は、どれだけ多く、受け取る以上のものを与えるかによって決まる」のです。

さらにボブの言葉を借りると「あなたの収入は、あなたがどれだけ多くの人に、どれだけ奉仕するかによって決まる」のです。あなたが新たなお客様をたくさん見つけ、彼ら彼女らに価値を与える、奉仕することによって、結果として収入も伸びる…そんなWin-Winの関係を体現する人が増えてほしいと切に願います。だって、悪い奴が人を騙して金儲け…って、どう考えても許せんでしょう。

悪徳営業マンを、ぶっ飛ばす!

現役の日本郵便の渉外社員の告発によれば、金ヅルの高齢者を回るのは、ブロックでトップクラスの成績を上げている言葉巧みな社員だそうです。営業部長はその社員が動きやすいように、下に手足になる社員を4、5人つけ、班を作らせるのだとか。本当に組織ぐるみですね。マジでこんなことでトップの成績を上げたって何1つ誇れないでしょう。

そんな人たちは、ぶっ飛ばされなきゃいけません。物理的にではなく…そう、あなたがお客様に役立つ営業で圧倒的な成果を上げることで。悪徳営業マンを、ぶっ飛ばす!なんだか某N国党のキャッチフレーズみたいになってしまいましたが(汗)、保険という目に見えない商品を売る人たちは、誠実であってほしいと心から思いますし、そんな人たちがトップセールスと呼ばれてほしいと思います。

PS
その気なった方は…ぜひこちら参考にしてみてくださいね。

友人から警戒されない生保営業がやっていること

 

 

 

この記事の執筆者

安永 周平 Shuhei Yasunaga

1982年生まれ。福岡県出身。九州大学工学部卒(修士)。『THE GO-GIVER』日本公式サイトの運営責任者。

 

トヨタ自動車で4年間、生産技術のエンジニアとして勤めた後、ダイレクト出版へ入社してセールス&マーケティングの仕事に従事。3ヶ月後、グループ会社である経営科学出版の事業を任される。年商2億ほどで赤字だった事業部を1年で黒字化。1枚のセールスレターで2万人超の新規顧客を獲得した実績もあり、マネージャーとして事業部の年商7億円突破に貢献。

 

5年目に独立し、福岡で寿コミュニケーションズ株式会社を設立。現在、建設業を含む2社の経営に携わり営業チームの強化に当たる。ボブ・バーグの日本における独占ライセンシーとなり、当サイト『THE GO-GIVER』を通じて、営業、士業、中小零細企業の社長に役立つ教育事業を展開中。福岡在住。

 

 

 

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ログカテゴリー一覧

 

筆者一覧

ボブ・バーグ

『THE GO-GIVER』著者
人材開発会社バーグ・コミュニケーションズ代表
経営コンサルタント

 

安永 周平

『THE GO-GIVER』公式サイト運営責任者
寿コミュニケーションズ㈱ 代表取締役

 

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