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人間心理

2020/02/26(水)

コロナウイルスと断崖絶壁

 

From 安永周平

想像してみてください。あなたは今、僕と一緒に路地に立っています。そして、僕は地面にチョークで2本の線を引きました。30cm幅の2本の線を平行に引いています。そして、僕があなたに「この2本の線で描かれた30cm幅の道を、踏み外すことなく10メートルほど歩いてみてください」と言いました。すると、きっとあなたは何の問題もなく、その道を歩くことができるでしょう。

同じ30cm幅だけど…

しかし!もしあなたの目の前にあるのが、断崖絶壁の上に架けてある幅30cmの板の橋だったら……どうでしょうか? おそらく、あなたの心の中に生まれる「落ちたら死ぬ」という恐怖感、あるいは「こんな狭い橋、渡れない」という気持ちで、足が萎縮し、一歩もその橋を進むことができないのではないでしょうか。あなただけではありません、僕も間違いなくそうなります。

何が言いたいのかというと、僕らは本来、”30cm幅の道を踏み外すことなく歩ける能力を持っている”にもかかわらず、心の中に不安感や恐怖心などネガティブな意識を抱いた瞬間に、持てる能力を発揮できなくなるということです。その能力の萎縮は本当に惨めなほど残酷です。そして、これは身体的な能力だけでなく、知的な能力も同じでしょう。直観力、想像力、発想力、想像力…などなど、仕事に大きく影響するものです。

日々刷り込まれるネガティブな意識

本題はここからです。最近、ニュースを見れば「コロナウイルス」の文字を見ない日はありません。日というより、見ない時間帯さえないくらいです。メディアが恐怖を煽り立てる一方で、中には「インフルエンザの方が危険だ」とか「イベント中止しても満員電車に乗ってたら意味がない」とか、SNSも含め本当に色んな意見が飛び交っています。また、コロナウイルス以外にも、悲惨な交通事故や週刊誌のネガティブなニュースなど…僕らは本当に多くのメディアの情報を目にします。

こうした事実も深刻かもしれませんが、特に深刻なのは、毎日何気なく入ってくるこれらメディアの情報が、僕らの無意識にネガティブな想念を刷り込んでいくことではないでしょうか。僕らが気が付かないうちに、不安感や恐怖心などネガティブな影響を与え続けている…と。事実をもとに正しく恐れることは大切ですが、先の理屈で、それによって僕らの能力が萎縮してしまうことは本当に大きな問題のように思います。

この問題、ウィルソン・ブライアン・キイ氏が『メディア・セックス』や『メディア・レイプ』という著書で深刻さを論じています。日々、メディアから大量に繰り返し流される情報が、気が付かないうちに僕らの意識下(サブリミナル)に刷り込まれていき、僕らの行動を無意識に支配してしまう…ということへの警鐘を鳴らしています。

ネガティブな影響への対策は?

テレビやラジオ、新聞や雑誌、ネット記事やSNSなどのメディアから、毎日大量に流されるネガティブな情報の洪水が、この「サブリミナル効果」を通じて、僕らの無意識にネガティブな影響を与えているわけです。もちろん、それによって自分に悪影響が出ないように、プラス思考、ポジティブシンキングなどを試す人も多いでしょう。しかし、こうした技法、現実にはなかなか上手くいきません。これは研究でも明らかになっています。

たとえば、自分はできると繰り返し口にする「アファメーション」です。イリノイ大学と南ミシシッピー大学の合同研究チームは「アファーメーションをしたグループ」よりも、「過去の自分の失敗を思い出してもらったグループ」の方が、2倍近くのパフォーマンスを発揮することを実験で突き止めました。つまりは、プラス思考よりも、過去の失敗を思い返す方がポジティブな結果を生んだということです。

またカルフォルニア大学の研究においても、「理想的な状態(成功した自分)をイメージする」ように指導したグループよりも、「なぜその問題が生じたのかを詳しく再現する」ように指導したグループの方が、あらゆる点でパフォーマンスが良かったのです。そう、社会科学者たちの研究で「アファーメーション」や「成功した自分をイメージせよ」という従来の成功哲学や自己啓発の方法は、あまり効果がないことが分かってきています。

無理なプラス思考をやめること

こう考えると、僕らが日々受けているネガティブな影響というのは、精神論的なプラス思考で陽転できるほど軽いものではないようです。むしろ「ポジティブに考えよう」という思考そのものが、今がネガティブな思考であることを裏付けているようなもので、この思考を消そうとすればするほど大きくなるのが現実でしょう。それよりも、先の実験のように「過去を思い返す」といった、どちらかというとネガティブに捉えられそうな行動の方が効果的だったりするもの。

思考や心の状態というのは、無理に変えようとして変えられるものではありません。でも、無理せずに適切なアプローチをすると、急激にではありませんが、ジワジワと変わっていくものでもあります。適切なガイドラインに沿って取り組むことは、特にネガティブなニュースが多いこのご時世において、とても大切なことではないかと個人的には思ったりするのですが…あなたはどう思いますか?

PS
ボブ・バーグが実際に取り組んでる適切なガイドラインがあります。すぐにではありませんが、やってみると思いのほか、効果を感じることができますよ。

 

 

 

この記事の執筆者

安永 周平 Shuhei Yasunaga

1982年生まれ。福岡県出身。九州大学工学部卒(修士)。『THE GO-GIVER』日本公式サイトの運営責任者。

 

トヨタ自動車で4年間、生産技術のエンジニアとして勤めた後、ダイレクト出版へ入社してセールス&マーケティングの仕事に従事。3ヶ月後、グループ会社である経営科学出版の事業を任される。年商2億ほどで赤字だった事業部を1年で黒字化。1枚のセールスレターで2万人超の新規顧客を獲得した実績もあり、マネージャーとして事業部の年商7億円突破に貢献。

 

5年目に独立し、福岡で寿コミュニケーションズ株式会社を設立。現在、建設業を含む2社の経営に携わり営業チームの強化に当たる。ボブ・バーグの日本における独占ライセンシーとなり、当サイト『THE GO-GIVER』を通じて、営業、士業、中小零細企業の社長に役立つ教育事業を展開中。福岡在住。

 

 

 

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ログカテゴリー一覧

 

筆者一覧

ボブ・バーグ

『THE GO-GIVER』著者
人材開発会社バーグ・コミュニケーションズ代表
経営コンサルタント

 

安永 周平

『THE GO-GIVER』公式サイト運営責任者
寿コミュニケーションズ㈱ 代表取締役

 

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