“システム”を持たないあなたへ

FROM ボブ・バーグ

紹介の連鎖が起きるには「システム」の存在が極めて重要となる。ここで、次の疑問に答えを出しておこう。それは…

「システムってそもそも何?どこが凄いの?」

という疑問だ。これはしっかりと理解しておく必要がある。システムの意味をウェブスター辞書で調べると、そこには「関係やつながりの深いものを、1つの統一体や組織体の形にそろえたり、まとめたりしたもの」とある。

また別の辞書には、もう一歩進んだ説明がなされていて、しかもかなりよくまとまっている。それは、「システムとは、規則的で筋道だった方法を使い、思いどおりの結果を手に入れるためのもの。」というものだ。

この「思いどおり」という部分が、システムの肝となる。効果の実証された強固なシステムは、運まかせで不確実な試行錯誤の領域からあなたを連れ出し、安定した結果へ至る軌道に乗せてくれる。起業にダイエット、人間関係、ゴルフのスコアアップ。目的が何であれ、成功のカギは、効果が実証された分野ごとの「システム」を発見することにある。それが見つかりさえすれば、あとはあなた自身の状況に合わせて使えばいい。

さて、私たちの目的に合わせて、システムの定義を次のように定めておこう。

システムとは、論理的かつ具体的な方法を使って、思いどおりに目標へ到達するプロセスである。

システムの力は信じられないほど凄い。敏腕ビジネス・コンサルタントのマイケル・ガーバーは、著書『はじめの一歩を踏み出そう─成功する人たちの起業術(改訂版)』の中で、システムを使う利点を次のように説明している。

システムがあれば、並の人間でも、並外れた成果を思い通りに達成できるようになる。逆にシステムがなければ、並外れた人間が、並の目標を思い通りに達成することさえ難しい。

もちろん、あなたが「並み」だと言いたいわけではない。言いたいのは、ネットワーキングや新規見込み客開拓、紹介獲得の能力がたまたま普通であったとしても、システムの助けがあれば、桁外れの成果を手に入れられるということだ。「紹介の連鎖システム®」も、まさにそうしたあなたのための「システム」の1つだ。あなた自身の状況に合わせて使えばいいだけなのだ。

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この記事の執筆者

アメリカでは伝説的な元トップ営業マンであり、対人関係・影響力の行使に関する第一人者。「21世紀のデール・カーネギー」の異名を持つ。

現在は経営コンサルタント・講演家としても人気を博し、元大統領や著名な政治家からも助言を求められる。2014年には米国経営協会(AMA)からビジネス界のリーダー上位30人の1人に選出されている。

主なクライアントはゼネラル・エレクトリック(GE)、リッツ・カールトン、レクサス、アフラック、MDRT、全米不動産協会等。フォーチュン500社に名を連ねる大企業からも絶大な支持を受ける。

著書はこれまで世界21カ国語に翻訳され、累計発行部数は100万部を超えている。累計20万部の『Endless Refferals』や世界的ベストセラーとなった『THE GO GIVER』などは全米の企業で多く研修マニュアルとして使われている。フロリダ在住。