仕事で1番ムダな時間は何か?

FROM 安永周平@博多のオフィスより…

昨日から10月に入り、2017年も残り3ヶ月。ともすれば僕らは、1日あれば、現在滞っている色んな仕事が片づくと思ってしまいがちですが…1日は24時間しかありません。それに、1日のうち仕事するのが8時間だとしても、集中して取り組める時間は2〜4時間くらい。時間は無限ではなく有限です。1日でできる仕事量は、限られています。そして、2017年は2度と来ません。そう考えると、残り3ヶ月の大切さも分かるというもの。

ところで、僕はよく福一不動産の古川社長が主催する「博多経友会」に勉強のためにお邪魔させていただいているのですが…一昨日、そこで知り合った経営コンサルタントの山内修さんが主催する勉強会に初参加してきました。テーマは「3ヶ月実行計画の作成」で、実際に10月1日から12月31日まで3ヶ月分の行動計画を作成するものです。ちなみに、こうした経営計画・行動計画作成のセミナーは他にもたくさんありますが、僕が山内さんの勉強会に参加した理由は1つです。それは何かというと…

誠実そうな方だったから

キッカケは本当にこの1点です。有名な「竹田式ランチェスター経営」に基づいた経営コンサルティングをされている…ということは知っていましたが、正直、どういった仕事をされているかはまだ詳しく知りませんでした(※山内さんすいません…^^;)。ただ、初めて会って話した時、何というか…本音で話してくれているのがわかり、とても誠実そうな印象を持ったんです。つまりは「信頼できそうな方だな」というのが第一印象だったんですね。それだけの理由で、僕は山内さんの勉強会に参加しました。

既にこのメルマガでは耳にタコができるほど言っているかもしれませんが、セールスにおける普遍の法則で「他の条件が同じなら、人は知っていて、気に入っていて、信頼している人に仕事や紹介を回す」のです。他に同じようなセミナー・講座があったとしても、人は信頼している人から商品・サービスを買うわけですね。自分の行動を振り返っても、やはりこの法則はその通りだなと思います(※ちなみに山内さん、従業員30〜50人規模の店舗系の経営戦略にはとても強いとのことですので、福岡で飲食店や小売業をされている方はぜひ公式サイトをチェックしてみては?)。

行動計画があると迷う時間は減る

で、もちろん内容もよかったです。計画を作る時、完全にゼロベースで自由に作る…となると、何からやろうか迷うもの。先日の『選択肢の矛盾理論』のようなもので、人は自由度が高過ぎると決められなくなってしまいます。ですから、ステップバイステップの手順というか、一定の枠組み(フレームワーク)があったほうが思考が整理しやすいのではないでしょうか。

実際、当日は8つのポイントに沿ってアクションを書き出すワークにより、いつもよりスムーズに自分の頭の中にあるアイデアや予定を書き出すことができたように思います。ここ数日、他の仕事をブロックしてでもしっかりと時間を作って行動計画を練りたいと思っていた僕にとっては、とてもいい機会となりました。年末までのこれから3ヶ月、決めたことをしっかりと実行し、よりよいコンテンツをあなたにお届けできるように頑張ります。

半径150Mで保険を売る男性…

ところで、ちょっと面白い事例を聞いたので紹介します。山内さんのクライアントに、生命保険の営業マンをしている方がいるそうなんですが、何が面白いのかというと…実は、彼が営業活動をしているのは、半径たった150M程度の地域だけなんだそうです(※天神◯丁目)という地域。ちょっとビックリしません?「そんな狭い地域で、ビジネスが成り立つの???」と。それに、別に特別大きな会社や富裕層が多い地域でもありません。

ところが、彼はとても上手くいっているようです。いったいなぜでしょうか?少し詳しく言うと、彼はその地域で会議室を借りてセミナーをしているそうで。そして、「その地域にいる見込み客となりそうな人にセミナーに来てもらう」という営業スタイルを取っているそうなんですね。まぁ無料でセミナーをやって、見込み客から信頼してもらい契約につなげるというのは、それほど珍しいことではないかもしれません。では、このスタイルを取ることで彼にはどんなメリットがあるのでしょうか?

仕事上、最もムダな時間は何か?

ここで、ちょっと考えてみてほしいのですが、私たちが仕事をするうえで最もムダな時間は何でしょうか?既存のお客様にフォローをしている時?そんなわけありませんよね。では、プレゼン資料を作っている時?いやいや、それだってお客様に価値を伝えるための大切な手段です。面倒な事務手続きをしている時か…というと、それも避けては通れない。スマホを見ながらボーッとしてる時か…それすらもちょっとした息抜きやリラックス効果を生むかもしれません。では、いったい何でしょうか???

答えは「移動時間」です。ランチェスター戦略では「弱者の戦略」として、営業する地域を絞ることを重視しています(※一部の超大手企業を除き、99.5%の会社は弱者です)。なぜなら、仕事において移動時間は何も生まないからです(※だからこそ、移動時間があるならオーディオ学習はオススメなんですが…^^;)。先の生命保険の営業マンの話に戻ると、彼は半径150Mの地域だけに絞って営業をしているので、アポに行くとしても300M圏内です。徒歩でも5〜10分程度でしょう。つまり、移動時間としてムダになる時間が圧倒的に少ないのです。

物理的距離の近さには大きな時間的メリットがある

移動時間が少なければ、それだけ時間を有効に使うことができます。アポを入れられる件数だって、普通の人より1日1〜2件は多いかもしれません。それに、何かお客様のとの間でトラブルがあったとしても、5分あれば本人に元に飛んでいけます。面と向かって対応すれば信頼感も安心感も違うでしょう。実際、冒頭で少し紹介した福一不動産の古川社長は、福岡市の有名な歓楽街「中洲」を中心とした半径500Mの地域に商圏を絞ることで、地域で圧倒的シェアNo.1の座を築いています(このあたり、詳しくは「ランチェスター戦略」を学んでいただければと思います)。

地域を絞るというのは凄く勇気のいること。しかし、それによって得られる時間的メリットや、結果としてお客様へ与えられるものが大きくなるという意味では、本当にパワフルです。もちろん、地域を絞ること以外にも時間を有効に使う方法はあると思いますが…私たちにとって有限で貴重な時間、使い方を見直す機会を定期的に持ちたいものですね。

PS
時間に余裕が生まれると、こうした相手に警戒されない保険の営業も可能です。

仕事の話をすると友人から感心される男性の話

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この記事の執筆者

寿コミュニケーションズ株式会社代表取締役/寿防災工業株式会社取締役。読者1万人超の当メルマガ『THE GO-GIVER』発行人であり、福岡で40年続く社員52名の防災設備会社 二代目。1982年生まれ。福岡県出身。筑紫丘高校→九州大学工学部卒(修士)

新卒でトヨタ自動車に入りマークXやクラウンのモデルチェンジ、バンパー塗装工場の新設を担当。4年目で退職し半年のニートを経て教育ベンチャーのダイレクト出版へ転職。1通のセールスコピーで累計2万人超の新規顧客を獲得したマーケティング経験は宝。マネージャーとなりメンバーから総スカン喰らった経験も宝。事業部が年商7億となった5年目、独立して寿コミュニケーションズを創業。

WEBメディア事業のお客様からの依頼でDMサポート事業を始めたら、紹介だけで受け切れないほど仕事依頼があり、現在は新規クライアント受付停止中。BtoB無形商材に特化したDM戦略&戦術が強い。本業は「人の命と建物を火災から守り地域の街づくりに貢献する」防災設備会社で事業承継を前提に組織改善と採用に奮闘中。