じゃあ貧困で幸せが買えるのか?

FROM 安永周平

昨日、ボブとある男性の対談を聞いていたのですが…聞けば聞くほどに、僕らは小さい頃から「お金」について学ぶ機会が少なかったなと感じます。学校では商売やお金のことについては、まぁーーー教えてはくれませんからね。ところが、社会に出ると「お金」というのは、僕らの人生の中で非常に大きな、そして重要なパートを占めているわけです。それなのに、僕らはこの重要なことについてほとんど学んでいない。

「金儲け=悪」という風潮

そして、学ぶ機会が少なかっただけならまだいいのです。もっと悪いことに、僕らは幼い頃から、お金を稼ぐことに対して「罪悪感」さえ持つように刷り込まれています。映画やドラマに出てくる金持ちって、だいたい悪い奴じゃないですか(笑)。だから「金儲け=悪」みたいな印象が、幼い頃から頭の中に根付いている。そして、タチの悪いことに、多くの人はこうした罪悪感に無自覚です。だから、改善しようとも思わない。

事実、この「金儲け」という言葉に、既にネガティブなイメージを持っている人が多いでしょう。ところが、お金を儲けるというのは、理屈の上では、そのお金に見合うだけの価値を提供したということ。本質的には、誰かに対して価値を提供したから、その対価としてお金が入ってくるだけのこと。ここに汚いも悪いもありません。そもそも、起業家や社長、営業・セールスを仕事にしている人が、お金をもらうことに罪悪感を持っていたら致命傷です。仕事が上手くいくはずもありません。

裕福さを妨げている7つの嘘

こうした、お金や裕福さに対する「罪悪感」を払拭することにおいて、米国で第一人者と言われている人がいます。男の名前はランディー・ゲージ。彼とボブとの対談を聞いていて、彼が語っていた『裕福さを妨げる7つの嘘』というのが、とてもためになる内容だったので、今日はあなたにもシェアしようと思います。簡単にですが、1つずつ見ていきましょう。

嘘①:お金は有限である

これは非常によくない考え方です。お金とは、単に取引の上で用いられる仕組みに過ぎません。つまり、何かを買ったりサービスを受けたりすることを円滑に行うためのシステムなのです。ですから、ここに制限はありません。お金というのは、価値を生み出す人のところに流れてくるものです。より多くの価値を生み出せば、それだけ多くのお金を得ることが可能です。つまり、価値を生み続ける限り、それは無限だというわけです。そう考えると、お金を受け取る罪悪感を覚える必要もありません。

嘘②:自分は当然の権利を持っている

教育を受けたり、仕事に就いたり、家を買ったりすること…こうしたことについて「人は当然の権利を持っている」というのは嘘です。論理的に正しくありません。というのも、仮に全ての人が教育を受ける当然の権利を持っているなら、教師や学校、教科書に「お金を払うのは誰か」を考えなければいけません。全ての人が受け取る権利を主張したら、これが成り立たないのは容易に分かるでしょう。もらうことばかり考えたり、権利を主張してばかりいる人は、もちろん裕福にはなれません。

嘘③:幸せはお金では買えない

これ、よく言われますよね。確かに、お金で幸せ自体を買うことはできません。それは間違いではないでしょう。ただ、この言葉が嘘であるというのは、誰もその裏側の真実について触れないからです。その裏側とは、「貧困で幸せを買えるわけではない」ということです。これはまさしくその通りです。一方で、お金による物質的な豊かさで、私たちは自分を表現することができます。それによって私たちは幸福を感じることができるのです。幸せはお金では買えない…よく聞く言葉ですが、論理的に考えて、この考え方を取り入れても何もいいことがありません。

嘘④:裕福な人は金のことばかり考えている

これは、先に挙げた映画やドラマの影響でしょうか。しかし、お金のある人とない人を見比べると、現実は「お金のない人の方が、お金のことばかり考えている」というのが真実ではないでしょうか?事実、ゲージ氏が無一文だった時期に何を考えていたかと言えば、それはもう「お金」のことばかりでした。比較的お金に余裕が出てきて、彼はお金のことを考えなくなり、気持ちに余裕が生まれ、人にも優しくなれたのです。

嘘⑤:貧しさは美徳である

先の「金持ちはお金のことしか考えていない」というのはよく言われるフレーズですが、ここから別の嘘が生まれるわけですね。金持ちはお金のことばかり考えている…という嘘を信じることで、相対的に「貧しい自分たちは高潔である」とうように感じられるわけです。しかし、こんな考え方をしていて何になるでしょうか?むしろ、貧しさによって失う大切なものの方が多いのではないでしょうか。

嘘⑥:苦しむことは美徳である

これも、先の嘘の延長線上で生まれた嘘です。貧しさによって苦しむことを美徳としています。ヒドいケースだと、貧しくて苦しんだ人は、心がキレイだから死んだら天国に行ける…なんて言われたり。しかし、お金が提供した価値の対価であることを考えれば、お金をたくさん稼いでいる人ほど、人のため、世のために役に立っているということです。お金を稼いだ人が地獄行きで、大した価値を提供せずに貧しい人達が天国へ…こちらも、信じたところでロクなことがなさそうです。

嘘⑦:自分は裕福になる資格がない

最後の嘘です。社会のあらゆる場所、社内でも社外でも、SNS上でさえ「自分には金持ちになる資格なんてない」と思わせるようなことを思わせる情報が溢れています。これは歪曲された、実に不健全な考え方です。もしあなたがこのような考え方を持っているなら、すぐにその考え方は捨てた方が良いでしょう。私たちは皆、健康に、幸福に、裕福に成功するために生まれてきて、今日を生きています。それを妨げるようなものは、むしろ自然の摂理に反しています。それらを取り入れることこそ間違った行動ではないでしょうか?

結論:あなたは裕福になっていい

さて、いかがでしょうか?ランディ・ゲージ氏に学ぶ、自分を貧しくさせている7つの嘘について紹介させていただきました。この7つの嘘を知って、お金に対する考え方を見直すだけでも、ビジネスにおいて、そして人生においてとても役に立つはずです。くだらない話に惑わされないように、いい仕事をして、気持ちよくお金を受け取ることを今日から始めてみてください。

PS
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この記事の執筆者

寿コミュニケーションズ株式会社代表取締役/寿防災工業株式会社取締役。読者1万人超の当メルマガ『THE GO-GIVER』発行人であり、福岡で40年続く社員52名の防災設備会社 二代目。1982年生まれ。福岡県出身。筑紫丘高校→九州大学工学部卒(修士)

新卒でトヨタ自動車に入りマークXやクラウンのモデルチェンジ、バンパー塗装工場の新設を担当。4年目で退職し半年のニートを経て教育ベンチャーのダイレクト出版へ転職。1通のセールスコピーで累計2万人超の新規顧客を獲得したマーケティング経験は宝。マネージャーとなりメンバーから総スカン喰らった経験も宝。事業部が年商7億となった5年目、独立して寿コミュニケーションズを創業。

WEBメディア事業のお客様からの依頼でDMサポート事業を始めたら、紹介だけで受け切れないほど仕事依頼があり、現在は新規クライアント受付停止中。BtoB無形商材に特化したDM戦略&戦術が強い。本業は「人の命と建物を火災から守り地域の街づくりに貢献する」防災設備会社で事業承継を前提に組織改善と採用に奮闘中。