頑張る人に訪れる成功のサイン

FROM ボブ・バーグ

突然だが、あなたは「失敗」というものについてどう思うだろうか?

私たちにとって、失敗するのはよくあることだ。実際、何かを達成する上で、それが障害になることもあるかもしれない。その時、あなたは「自分は失敗した」と思うだろうか? それとも、価値のある学びを得て、むしろ成功に近づいたと思うだろうか。今日は、こういったことについて考えてみたい。

克服するのが簡単なら、それには何の価値もない…

失敗しても挑戦し続けるということは、どのような分野であっても、成功のために絶対に欠かすことのできない要素だ。そして、成功したいと思っているなら、失敗は絶対に避けて通れない道でもある。これは誰もがその通りだと感じていることではないだろうか。

「克服するのが簡単なら、それには何の価値もない」という言葉もある。というのも、簡単なことなら誰にでもできるからだ。そして、誰にでもできるなら、それを克服することに成功したところで、特別な価値があるとは言いがたい。つまり、どんな分野であっても、抜きん出て成功したいと思うのなら、簡単ではない何かをしなければならないのだ。

ナポレオン・ヒルの著書『思考は現実化する』の中でも、まずは明確な目標、あるいは欲求を持つことがスタートだとされている。どんな偉業であっても、最初は誰かの欲求や願望から始まるものなのだ。その後、「何をすべきか」とか「どうやってすべきか?」を学び、それによって成功のチャンスを手にするのだ。

イノベーションの本質とは?

もちろん、学ぶだけでなく実行しなければならない。道半ばで失敗することもあるはずだ。しかし、それでも立ち止まらずに進み続けなければいけない。そして、自分自身、自分がするべきこと、自分の使命、ミッション……とにかくそういったものを、強く信じなければならない。そうすれば、毅然とした態度で前進し続けることができるはずだ。

私の友人であるジャック・メイトランドも「背筋を伸ばせ。己を示せ。」と言います。今日のように、ビジネスの世界、特に技術の進歩が目覚ましい業界においては、企業が成長するためにはイノベーションが重要になっている。そして、イノベーションというものは、本質的に多くの失敗を伴う。イノベーションに失敗は付きものなのだ。

エジソンやライト兄弟も、イノベーションのために多くの失敗を経験している。ウォルト・ディズニーやカーネル・サンダースといったビジネスの成功者にも、同じような逸話がたくさんある。推理小説家のアガサ・クリスティも、自分の本が世界中の人に読まれるまでに何度も挫折を経験したという。

ジャック・キャンフィールドとマーク・ビクターハンセンの本『こころのチキンスープ』は、何百回も出版を拒絶されました。しかし、最終的にはこのシリーズだけで販売部数が5億冊を超えている。このことから、夢を追いかけ、決して諦めないことがどれほど重要か、お分かり頂けるのではないだろうか。

エドマンド・ヴァンス・クックの詩に、このような一節がある。

* * *

君は地面に打ちつけられた。
気にするな、それがどうした?
にやりと笑って立ち上がってやろう。
倒れ臥したからって、何も恥じることはない。
だけど、横たわったままでいるのは恥ずかしい。

強く打ちつけられたら
ほら、そのぶん強く跳ね返ってやろうと思えるだろう?
青あざは名誉の証だ!
大切なのは、苦汁をなめた事実じゃない。
どう戦ったのか……そしてなぜ戦ったかだ。

* * *

逆境こそ、自分の見つめ直せる?

さて、ここで問いたい。
それは”あなたが戦う理由は何であるか?”であり、
そして、”あなたは何のために戦っているだろうか?”

それは何度打ちのめされても立ち上がり、跳ね返る…それだけの価値があることだろうか。
その答えを知っているのは、あなた自身に他ならない。

大きな夢や願望を抱いていれば、何度地面にたたきつけられたとしても、きっとその度に立ち上がることができるはずだ。それが何度かは分からない。少なくとも成功するまで、失敗は続くだろう。

とにかく大切なのは、失敗とは成功の一部だということだ。失敗を恐れることはない。成功者はみんなすべからく失敗している。重要なのは、失敗から学ぶこと。そして、それを土台にして成功を積み重ねることなのだ。

もう一度問いておこう。非常に大切なことだから・・・

あなたが戦う理由は何であるか?
あなたは何のために戦っているだろうか?

-PS-
明日よりボブ・バーグ氏の新商品がリリース予定となっています。
ぜひお楽しみにされてくださいね♪

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この記事の執筆者

アメリカでは伝説的な元トップ営業マンであり、対人関係・影響力の行使に関する第一人者。「21世紀のデール・カーネギー」の異名を持つ。

現在は経営コンサルタント・講演家としても人気を博し、元大統領や著名な政治家からも助言を求められる。2014年には米国経営協会(AMA)からビジネス界のリーダー上位30人の1人に選出されている。

主なクライアントはゼネラル・エレクトリック(GE)、リッツ・カールトン、レクサス、アフラック、MDRT、全米不動産協会等。フォーチュン500社に名を連ねる大企業からも絶大な支持を受ける。

著書はこれまで世界21カ国語に翻訳され、累計発行部数は100万部を超えている。累計20万部の『Endless Refferals』や世界的ベストセラーとなった『THE GO GIVER』などは全米の企業で多く研修マニュアルとして使われている。フロリダ在住。