人は空を飛ぶことができるか?

FROM ボブ・バーグ

私たちが生きる世界には、「…の法則」、「…の原則」といった原理原則と呼ばれるものがある。そうした原理原則には、善や悪をといった私たちの価値観や概念などは含まれる余地がないのは当然のことだろう。ただ、原理原則とは存在するのみだ。また、ご存知のように原理原則とは不変であり、私たちが変更するなんてことはできない。

こうした原理原則に直面するうえで、私たちには2つの選択肢がある。一つは、それを受け入れること。もう一方は、それを否定・無視することだ。

繰り返しになってしまうが、私たちが原理原則を直接手を加えて、その内容を変更する…なんてことはできない。もしあなたが全知全能の神であり創造主であれば、話が別になるがそうではないことだろう。こうした原理原則は、世界にただあるだけなのだ。

重力もまた原理原理原則の1つ・・・

こうした文脈において、私がよく使っている例え話がある。それは、重力だ。

ご存知のように重力とは、地球上のあらゆる場所でその法則性が作用する。それは、例外もない上に誰も言い訳のしようのないことだ。そして、それ自体に良いや悪いといった概念を持ち合わせていない。あくまで、重力とはこの地球上の真実であり事実だ。

こうした重力が作用することによって、私たちの体は宇宙空間まで浮かぶことはない。こうした点を良いことと捉えることもできるだろう。一方で、7階建ての建物から落ちてしまったとなれば、(重力が作用したから)それは悪いとみなされるかもしれない。

もちろん、重力の法則性ー。すなわち、万有引力の法則も変えることはできない。そして、このことはあなたもご存知の通りだ。この法則を…

どれほど、それを真理ではないと認めなくても…。
どれほど、不公平だと思っていても…。
どれほど、ポジティブに「自分は空を飛べる…自分は空を飛べる…」と考えても…

変わったりする…なんてことはあり得ないだろう。であるからこそ、”万有引力の法則”もまた私たちの世界の紛れもない原理原則の一つである。

原理原則のせいで人は空を飛ぶことはできない?

とはいえ、地球の重力に引き寄せられ、永遠に人間は空を飛ぶことはできない…とはならないだろう。

なぜなら、実際のところ私たちは国内や世界各国の空を飛び回っているからだ。事実、私たちは、飛行機と呼ばれる筒状の金属の塊によって長距離を高速で飛ぶことができる。余談ではあるが、最近では、単に飛行機に乗るだけでなく、Eメールを確認したり、FacebookやTwitterに投稿したりや会話もできたりもできる。なんて、考えれば実に素晴らしいことだろうか。

さて、話を戻そう。こうした飛行機が空に飛ぶためには次のようなことが必要となる。当然過ぎるかもしれないが、飛行機を製造する開発者たちは、そもそもはじめに物理的な法則(空気力学なども含むだろう)を学ばなければならない。そして、そのような法則性が一体どのように作用するのかを深く理解しなければならない。

しかし、こうした自然界にある法則性を理解することによって、開発者たちはこの法則性の範囲内の中で飛行機を飛ばすことができる。見方を変えれば、私たち自身が空を飛ぶことのできなくしているこの重力の法則を応用することによって、今日私たちが利用している飛行機の運用は可能になっている。

つまり、私たちはこうした法則性の恩恵を受けて、空を飛ぶということができるということだ。したがって、私たちはまずは、あらゆる原理原則をひとまず受け入れることが必要になる。だとすれば、原理原則を捻じ曲げようと試みるよりも原理原則を理解し、あなたが望む結果のために効果的な方法を探すことが最善の道となる。

物理的な法則性だけでなく、人間社会における普遍の法則性とは?

これは、全ての人にとって必ずしも必要なことだろう。ただ、場合によっては簡単でもないかもしれない。また、先ほどのような物理的な法則だけでなく、ビジネスや人間関係おいても普遍性を帯びた法則が存在する。

こうした法則は、私たちが受け入れ、認めてからやっとその作用の恩恵を受けることができる。したがって、この法則性の作用によって人々に効果的に影響力を与えたりすることや関係する全て人々に優れた結果をもたらすこともできる。

次回の投稿では、ビジネスや人間関係における普遍の法則とその作用についてご紹介しよう。

また、お会いできるのを楽しみにしている。

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この記事の執筆者

アメリカでは伝説的な元トップ営業マンであり、対人関係・影響力の行使に関する第一人者。「21世紀のデール・カーネギー」の異名を持つ。

現在は経営コンサルタント・講演家としても人気を博し、元大統領や著名な政治家からも助言を求められる。2014年には米国経営協会(AMA)からビジネス界のリーダー上位30人の1人に選出されている。

主なクライアントはゼネラル・エレクトリック(GE)、リッツ・カールトン、レクサス、アフラック、MDRT、全米不動産協会等。フォーチュン500社に名を連ねる大企業からも絶大な支持を受ける。

著書はこれまで世界21カ国語に翻訳され、累計発行部数は100万部を超えている。累計20万部の『Endless Refferals』や世界的ベストセラーとなった『THE GO GIVER』などは全米の企業で多く研修マニュアルとして使われている。フロリダ在住。