誰もが与えて欲しいと願うもの

FROM ボブ・バーグ

もしもいつも家族、友人、知人、同僚と接する時、思いやりにあふれた態度で接しているなら、相手はあなたを喜ばせてくれる行動をとってくれるだろう。

次のエピソードは『パレード』誌に掲載された「10代の子どもが考えていること」というコラムからの抜粋である。テーマは「自分が気に入っている親の口ぐせ」だった。

私が絶賛した少女が大切にしている教え

これについて、バージニア州在住のバレリー(16歳)はこう書いていた。


「すべての人は『私を大切な存在として扱ってください』というメッセージが書かれた見えないプラカードを首からぶら下げて歩いている。と田舎で暮らしていた亡き祖父が口ぐせのように言っていました。私はその教えをいつも大切にしています。」

これは田舎でも都会でも世界中で通用する素晴らしい教えだ。人々は自分を大切な存在として扱ってくれる人と一緒に過ごしたいと思っている。これは自分の人格の一部になるまで実践しつづけるべき習慣だ。

気分をよく過ごさせてくれる人はどんな人か?

しかし、このことに気づいていない人があまりに多い。けれども、相手に重要感を与えること。これこそが人に動いてもらうために大切なことである。

ちょっと考えてみてほしい。あなたは一緒にいて気分をよく過ごさせてくれる人はどんな人だろうか。おそらく、その人はあなたのことを大切な存在として扱っているはずである。そして、あなたはその人を喜ばせたいと思うに違いない。これは一体なぜだろうか?

人がそうした人を喜ばせたいと思うのは、快楽を求めているからだ。この場合の快楽とは、自分を大切な存在として扱ってくれる人と一緒に過ごしたいというものだ。そう、すべての人は自分のことを特別なものとして扱ってもらうことが大好きだ。

相手を大切な存在として扱おう

そして、あなた自身もまた人の気分良く過ごさせることができる。あなたが心を込めて、愛を与えるなら、相手も愛を与えてくれる。しかも、それを何倍にも増やして。だからこそ、相手を大切な存在として扱おう。すべての人は『私を大切な存在として扱ってほしい』と渇望しているのだから。

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この記事の執筆者

アメリカでは伝説的な元トップ営業マンであり、対人関係・影響力の行使に関する第一人者。「21世紀のデール・カーネギー」の異名を持つ。

現在は経営コンサルタント・講演家としても人気を博し、元大統領や著名な政治家からも助言を求められる。2014年には米国経営協会(AMA)からビジネス界のリーダー上位30人の1人に選出されている。

主なクライアントはゼネラル・エレクトリック(GE)、リッツ・カールトン、レクサス、アフラック、MDRT、全米不動産協会等。フォーチュン500社に名を連ねる大企業からも絶大な支持を受ける。

著書はこれまで世界21カ国語に翻訳され、累計発行部数は100万部を超えている。累計20万部の『Endless Refferals』や世界的ベストセラーとなった『THE GO GIVER』などは全米の企業で多く研修マニュアルとして使われている。フロリダ在住。