専門家として位置づける方法

FROM ボブ・バーグ

エキスパートの座を確保する絶好の方法として、まずは地元、州、全国の紙媒体に記事を書くことを取りあげたい。何百人、あるいは何千人という中でポジションを確立するには、記事執筆が非常に効果的だ。読者は自動的に、あなたを権威とみなすようになる。

例えば、あなたがファイナンシャル・プランナーで利点表明が「資産形成・管理のお手伝いをしております」だったとしよう。(これはあくまで一例。記事を書くというアプローチはどの業種でも有効なので、あなたも何か方法を見つけて掲載を目指して欲しい)。

メディアを使ったポジショニング…

その場合、あなたは地元の新聞に週1でコラムを書けば、自身を「お金にまつわる助言のエキスパート」に位置づけることができる。そして、あくまでコラムは読者のためになるものでなくてはならない。つまり、新聞の編集者に歓迎される視点を持っていなければならない。

1つの手は、消費者の味方になることだろう。平均的な読者がまだ知らない、お得なネタを披露するのだ。そうしているうちに、読者は、あなたがほかのファイナンシャル・プランナーよりも頼りになると感じるようになる。

また、あなたはどういった一般の読者やニーズやウォンツを把握しているだろう。例えば、検討に値する金融商品はどれか?注意する、あるいは絶対に手を出してはならないのはどういった種類か?壊滅的なリスクを背負わずに資産を守り、貯蓄を増やすにはどうすればいいか?壊滅的なリスクを背負わずに資産を守り、貯蓄を増やすにはどうすればいいか?このように読者のためになるアイデアは、数も種類も無限大だ。考えれば、いくらでも出てくる。

メディアで取り上げられる人、そうでない人の違いとは?

ところで、先ほども言ったとおり、この方法は業種を問わずに通用するが、せっかくなので、ファイナンシャル・プランナーつながりでこんな話を紹介したい。

質問:ほとんど誰も知らないような地元のファイナンシャル・プランナーとテレビの金融番組にゲスト出演し、かの『ウォール・ストリート・ジャーナル』でコメントを引用されるような人物との、一番の違いは何だろうか?

答えは、前者は地元の人と今の顧客以外には名が知られていない。そしてもう一方は、テレビの金融番組にゲスト出演し、ウォール・ストリート・ジャーナル』でコメントを引用されていることだ。

わけがわからない?では、少し説明をさせていただきたい。要するに、”両者には差はほとんどない”のだ。特に、仕事の知識の多い少ないで言えば、2人に差はないだろう。唯一の…しかし、最大の違いは片方が効果的に自分を売り込むことができ、メディアで専門家として扱われるポジションを確立しているのに対し、もう一方はそうではないという点だ。

同じことは不動産仲介者にも言える。地元のラジオやテレビに出演し、地元紙で名前を見る不動産屋と、そうでない不動産屋。コンピューターのコンサルタント、建築家、医師、どれも同じだ。

やり方は工夫次第…?

では、メディアで取り上げづらい仕事の場合はどうだろうか?それでも、何らかの視点を見つけてライバルをリードすることはできる。整体師であれば、健康やエクササイズをテーマに週1でコラムを書けばいい。会計士なら、「今週の税金のこぼれ話」題したコラムが書ける。オフィス用品の営業マンなら、最高品質の製品を、最安値で購入するコツを披露すればいい。コンピューターのヘルプデスクなら、自分でできるトラブルの対処法や修理法をざっと教えてあげればいい。やりようはいくらでもある。

ファイナンシャル・プランナーだろうと、整体師や会計士、オフィス用品の営業マン、ヘルプデスクだろうと、記事になる話題はありとあらゆる仕事にたくさん、たくさんある。あなたの仕事にもだ。業種は問題ではない。どう工夫するかだ。家族やあなたのコミュニティの仲間と、ブレインストーミングをしたっていい。

ただ、常に頭に入れておいて欲しいのは、「読者のため」という部分だけは絶対に外してはならない。この意識があり続ければ、読者はあなたを専門家としてのポジショニングすることができるだろう。

-PR-
専門家、エキスパートとして活躍し続けるにはコチラも重要です…↓

URLをコピーする
URLをコピーしました!

この記事の執筆者

アメリカでは伝説的な元トップ営業マンであり、対人関係・影響力の行使に関する第一人者。「21世紀のデール・カーネギー」の異名を持つ。

現在は経営コンサルタント・講演家としても人気を博し、元大統領や著名な政治家からも助言を求められる。2014年には米国経営協会(AMA)からビジネス界のリーダー上位30人の1人に選出されている。

主なクライアントはゼネラル・エレクトリック(GE)、リッツ・カールトン、レクサス、アフラック、MDRT、全米不動産協会等。フォーチュン500社に名を連ねる大企業からも絶大な支持を受ける。

著書はこれまで世界21カ国語に翻訳され、累計発行部数は100万部を超えている。累計20万部の『Endless Refferals』や世界的ベストセラーとなった『THE GO GIVER』などは全米の企業で多く研修マニュアルとして使われている。フロリダ在住。