FROM ボブ・バーグ
「ほほえみはすべてのシグナルの中で最も影響力が強く、相手がほほえみを返したくなるように働きかける強い力を持っている」
ダニエル・ゴールマンは自身の著書『EQこころの知能指数』の中でこのように言っている。全くもってその通りだ。人間関係に関するどんな良書を読んでもほほえみがもたらす力について少なくとも一節は指摘していることがわかる。
ほほえみが私たちにもたらすもの
実際、デール・カーネギー著書『人を動かす』ではまるまる1章を割いて、心のこもったほほえみが持つ大きな影響力について解説している。
幸い、上手にほほえむ方法を学ぶことはとても簡単である。しかし、どうしてもできないなら、思わず嬉しくなるようなことを想像するといい。何度か練習すれば、自然に笑みを浮かべることができるようになる。
とくに理由がないのに笑みを浮かべる人はごくわずかしない。しかし、あなたはそうであってはいけない。誰かと話をする際には笑みを浮かべる習慣を身につけよう。上司、配偶者、子供、役人、給仕係、販売員など、すべての人に対してそれを心がけるといい。
相手はあなたに好意を抱いてほほえみを返してくれるはずだ。
コミュニケーションにおけるユーモアの重要性
また、ほほえみで関連して言えば、ユーモア(皮肉っぽいユーモアではなく、優しさあふれるユーモア)は求めるものを手に入れるうえで大変役立つ。
ちなみに、私は自虐的なユーモアが得意なので、自分を笑いの対象にすることが良くある。というのも、私は自分について笑いたくなることがいくらでもあるからだ。しかも、自分のことを笑いにすることは、相手を安心させて笑顔にもできる。
しかし、もし私のように自分のことで笑いを取ることに不安を感じるのであれば、自分の置かれている状況について笑いにしよう。もちろん、それが適切であり、自分にとってプラスになることが条件である。
一方、あなたが面白いジョークを言うタイプではないなら、無理に笑いをとろうとする必要はない。そんなことをすると逆効果になりえないからだ。
しかし、自分がおかれている状況を笑い飛ばすことができるなら、そうゆうさわやかなユーモアは相手を味方につけるうえで大いに役に立つ。
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