仕事と人生に欠かせないスキル

FROM ボブ・バーグ

私が好きなトピックの1つに、「対人関係のスキル」がある。こうした対人関係のスキルとは、仕事や人生における成功と失敗を分ける重要なファクターになるものだ。それと同時にこのスキルは、”ただの成功”と”すばらしい成功”とを分ける要因にもなっている。

なぜ対人関係のスキルが重要なのか?

対人関係のスキルは、これまでの人類の長い歴史でも重要視されてきた。ただ、今日において特にこれが重要なのは、技術革新によって商品やサービスの違いがなくなりつつあるからだ。

つまり、商品そのものや価格など、購入の判断材料として大きな差がない場合、実際に買ってもらえる、あるいは知り合いを紹介してもらえるのは、目の前の相手の心を掴んだ人間になる。

そう、ハイテク化が進めば進むほど、私たち人間は、以前よりもずっと人と人との「つながり」を意識し、人間臭いつながりを求めるものだ。だからこそ、特に対人関係のスキルの重要性が増している。

これからの時代に必要なスキル

こうした状況を鑑みて欲しい。察しのいいあなたならお分かりいただけると思うが、単に専門技術があれば成功できるわけではなく、「専門性や専門技術があって初めて成功への道を歩み始められる」ということなるだろう。

ゆえに、対人関係のスキルを発達させ、それを正しく用いることでほかの人に影響を与えられるような人こそ、ビジネスにおいてもプライベートにおいても、大きな成功を手にする可能性が高い人であると言える。

さて、そのうえで重要なポイントは、私たち人間が感情的な生き物だということだ。なかには「自分は論理的な人間だ」と主張する人もいるだろう。

まあ確かに、論理的に考えて判断を下している場合だってときにはあるかもしれない。ただ、こうしたトピックを掘り下げれば掘り下げるほど、私たち人間は重要な決断の多くを感情的におこなっていることに気づくことだろう。

デール・カーネギーの金言

事実、デール・カーネギーの有名な著書、『人を動かす』には、こんなことが書かれている。

「およそ人を扱う場合には、相手を論理の動物だと思ってはならない。相手は感情の動物であり、しかも偏見に満ち、自尊心と虚栄心によって行動するということを、よく心得ておかねばならない。」

なるほど、私たちはやはりエモーショナル…感情的な動物なわけだ。ならば、対人関係のスキルやそれに付随する知識を習得することは単なる知っておいたらいい知識でもなんでもなく、今日の仕事や人生においては必修科目ですらあると言えるのでないだろうか。

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この記事の執筆者

アメリカでは伝説的な元トップ営業マンであり、対人関係・影響力の行使に関する第一人者。「21世紀のデール・カーネギー」の異名を持つ。

現在は経営コンサルタント・講演家としても人気を博し、元大統領や著名な政治家からも助言を求められる。2014年には米国経営協会(AMA)からビジネス界のリーダー上位30人の1人に選出されている。

主なクライアントはゼネラル・エレクトリック(GE)、リッツ・カールトン、レクサス、アフラック、MDRT、全米不動産協会等。フォーチュン500社に名を連ねる大企業からも絶大な支持を受ける。

著書はこれまで世界21カ国語に翻訳され、累計発行部数は100万部を超えている。累計20万部の『Endless Refferals』や世界的ベストセラーとなった『THE GO GIVER』などは全米の企業で多く研修マニュアルとして使われている。フロリダ在住。