無理に売っていませんか?

FROM 河合克仁

おはようございます!先日ログミーデビューをした河合克仁です!(ログミーは優れたスピーチや対談、パネルディスカッションなどを全文書き起こしてログ化し、価値ある情報をより多くの人に届けるためのサービスです。(ログミーHPより)記事はこちらです!

今日は、お客さまに喜ばれる営業になるために今すぐやめるべきことについてお伝えしていきます。では、早速いってみましょう!

〇無理に売ることは大きな損失を招く

結論から申し上げると、無理に売ることをやめるべきです。それよりも、お客さまと良い関係性を築くことにフォーカスをすること。『提案はNOであったとしても、あなたのことはYES』の状態を目指すことが大切です。

というのも、無理に売ることは、結果的に誰にとっても大きなマイナスになってしまうからです。お客さまが納得していない状態で買ってもらうことは、あなたの信頼貯金を減らすことに繋がります。加えて、クーリングオフや後々のクレームなどにも繋がりやすく、結果的に大きな損をしていしまいます。

求めていないタイミングで、求めていない商品・サービスを買って、お客さまは満足するでしょうか?多分、満足する確率は限りなく低いと思います。すると、お客さまは、もう、あなたやあなたの会社から商品・サービスを購入することはなくなります。

〇無理に買ってもらうよりも…

それよりも、お客さまと良い関係を築くことにフォーカスをしましょう。無理な提案をして信頼を失うのではなく、お客さまと長期的な関係を築くことが大切です。「提案はNOだけど、あなたはYES」の関係を目指す。それによって、また別のタイミングでお客さまに提案するチャンスが巡ってきます。

今回の提案はダメでも、また別の機会に提案できる状態をつくっておく。そうすることで、結果的にお客さまに喜んでいただける可能性が広がっていきます。まずは、無理に売ろうとすることからお客さまとの持続可能な関係性を築いていくことにシフトしていきましょう。

〇お腹いっぱいの相手に無理に食べてもらうよりも…

 お腹がいっぱいの人にどれだけ美味しい唐揚げのプレゼンをするよりも、黒烏龍茶を差し出した方がYESと言われるように。例えあなたが唐揚げ屋さんであっても、です。

あなたが中華料理屋さんならば、3食、毎日中華料理を食べてもらうことを考えるのではなく、フレンチ、和食、串揚げ、イタリアン、、。異なるレストランの友人を持ちましょう。そして、常連さんたちにその異種のレストランをオススメしてあげて下さい。

そうすればきっと、唐揚げを食べたい時に思い出してもらえるでしょう。中華料理を食べたい時には、必ずあなたに連絡が入ります。きっと友人や家族も連れて戻ってきてくれます。

〇必要な時に声がかかる異業種の友人になろう

即決も、客単価アップも、もちろん重要です。しかし、その前提には”お客さまに喜んでもらえること”が必要です。そのために、無理やり売るのではなく、良き関係を構築して、必要な時にしっかり提案する、さらに言えば必要な時に声がかかる、そんな関係性を目指しましょう。

持つべきものは、目標のみならず、信頼のおける異業種の友人、ですね。

追伸:
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この記事の執筆者

アメリカでは伝説的な元トップ営業マンであり、対人関係・影響力の行使に関する第一人者。「21世紀のデール・カーネギー」の異名を持つ。

現在は経営コンサルタント・講演家としても人気を博し、元大統領や著名な政治家からも助言を求められる。2014年には米国経営協会(AMA)からビジネス界のリーダー上位30人の1人に選出されている。

主なクライアントはゼネラル・エレクトリック(GE)、リッツ・カールトン、レクサス、アフラック、MDRT、全米不動産協会等。フォーチュン500社に名を連ねる大企業からも絶大な支持を受ける。

著書はこれまで世界21カ国語に翻訳され、累計発行部数は100万部を超えている。累計20万部の『Endless Refferals』や世界的ベストセラーとなった『THE GO GIVER』などは全米の企業で多く研修マニュアルとして使われている。フロリダ在住。