私が先延ばしにしていた電話の話

FROM ボブ・バーグ

突然だが、あなたは電話したいけれども、怖くてできなかったことはないだろうか?もしかしたら、電話すべき相手だとわかっていても、何か怖くて電話できなかったのかもしれない。

もしかしたら、来週電話しようと自分に言い聞かせているのかもしれない。でも…おそらくあなたはすることはないだろう。なぜなら、かつての私もそうだったからだ。

見込み客への電話を先延ばしにしていた私

数年前のこと。私は取引をしたいと思っていた大口の見込み客がいた。実際、私たちが提供できる価値によって、そのクライアントと会社は大きな恩恵を得られることはわかっていた。けれども私はその相手への電話を先延ばしにしていた。それはなぜか?

それは当時の私が相手がNOという言うかもしれないことに怯えていたからだった。そう、このことは私がセールスについて理解し、教えていることと反している。だからこそ、当時の私の状況や思い込みのことを考えると、今でもゾッとする思いだ。

結局、電話をかけたのか?その結果は?

さて、結局のところ私は電話をかけただろうか?それはYESだった。では、気になる結果どうだっただろうか?それも幸いなことにYESだった。ただ、私がこの話で最も伝えたいことはその結果がどうだったか、ではない。もちろん、YESと言われることが良いだろう。

本当に重要なことは「怖れを感じたり、気づいてたりしても、それでも前に進もうすること」だ。今回の場合、相手は私たちの持っている価値を必要としていた。なのに、相手はその価値を受け取れないこと。さらに私もその対価を得られない状態はお互いにとって不幸な話だ。

そもそも、私はたくさんの「NO」をもらってきた

もしかすると、あなたは私が何もかもが順風満帆で、成功した人物かのように映っているかもしれない。しかしそれは誤解だ。そもそも、私の人生は「YES」と言われるよりも「NO」と言われてきた。それもたくさん、たくさん、たくさんだ!

だからこそ、知って欲しいことがある。たった1つのNOであなたのビジネスが終わってしまうなんてことはまるでない。その一方で、たった1つのYESでビジネスが全て上手くいくなんてこともない。ただし、1つ1つのYESが積み重なり、素晴らしい結果をもたらすことは確かだ。

怖れてもいい。けれども、自らを信じて前進しよう

当時の私は自分のことを信じることができず、怯えていた。その時間と労力は私と相手の双方にとっても意味を成さないものだったはずだ。だからこそ、私のような失敗をしないで欲しい。自ら進んで、他者に価値を与えることに全力を尽くそう。

もしかすると「NO」と言われるかもしれない。もちろん「YES」と言われるかもしれない。はたまた、そのプロセスには苦難があるかもしれない。けれども、前に進もう。きっとあなたにしか与えられない価値があり、それを待っている人がいるはずだ。

私からの提案:先延ばしている相手を1人選び、連絡してみよう

さて、私からの提案だ。何かしら連絡を先延ばしにしている人を1人選び、連絡してみよう。それは、必ずしも仕事とは関係ないかもしれない。もしかしたら、デートに誘ってみたい人かもしれないし、疎遠になっている家族や友人かもしれない。ぜひ、自らを信じて前進しよう。

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この記事の執筆者

アメリカでは伝説的な元トップ営業マンであり、対人関係・影響力の行使に関する第一人者。「21世紀のデール・カーネギー」の異名を持つ。

現在は経営コンサルタント・講演家としても人気を博し、元大統領や著名な政治家からも助言を求められる。2014年には米国経営協会(AMA)からビジネス界のリーダー上位30人の1人に選出されている。

主なクライアントはゼネラル・エレクトリック(GE)、リッツ・カールトン、レクサス、アフラック、MDRT、全米不動産協会等。フォーチュン500社に名を連ねる大企業からも絶大な支持を受ける。

著書はこれまで世界21カ国語に翻訳され、累計発行部数は100万部を超えている。累計20万部の『Endless Refferals』や世界的ベストセラーとなった『THE GO GIVER』などは全米の企業で多く研修マニュアルとして使われている。フロリダ在住。