From 安永周平
注1)今日の話は仕事には全く役立たない
注2)カレー好きのパパママは今すぐコチラへ
「カレーは飲み物である」
前職の同僚の言葉だ。紛うことなきデブの発想である。ガタイのいい男だった。彼曰く「筋トレをしている」とのことだが、その腹は目視で筋肉以外の勢力が優位に立っていることが確認できた。彼は安永と同級生。三十路を過ぎた当時の私は、彼に連行されて昼休みによく大阪のカレー屋を巡ったものだ。少しタルみ始めた自分の腹を見て「20代と同じようにはイカンよな」とこぼしていた時期だ。そんな自分がもう40歳であることには衝撃を隠せない。
カレーといえば牛肉だ。「カレーは飲み物」と豪語する彼だが、連れて行ってくれるカレー屋は攻めた店が多いというか…トッピングが激しく飲み物とは真逆の方向に全振りしていた。ある店では「ビーフカレー」の名の下に、ライスの上にカレーを浴びた”肉塊”が鎮座している。握り拳ほどはありそうなサイズだ。「オイ、何これ?」と訝しく尋ねる安永を尻目に脇目も振らず喰らう彼。これがカレーを飲み物と宣う男の姿かと驚いたものだ。
肉塊カレー、スパイスカレーに溺れる日々
ところが、そんな肉塊カレーをはじめとしたお昼のカレー屋連行ツアーもだんだん楽しくなってきた。当時は午前中クリエイティブな仕事に時間を割いていたためか、お昼時は結構なエネルギーを欲していた。そのため「ガッツリ」という言葉を具現化したかのような肉塊カレーは私の欲望を存分に満たしてくれた。思えば体重が増え始めたのもこの頃だったかもしれない。現在、私の脇腹に贅肉が付いているのは彼のせいだといっても過言ではない。
また大阪には色んな種類のカレーがあるもので「スパイスカレー」と出会ってしまったのもこの頃だった。これまた肉塊カレーとは別の意味で中毒性がある。あのスパイスの香り、舌を刺激する謎めいた絶妙な辛さ…あの破壊力が今でも私のカレー熱に時々火を灯す。とにかく当時はお昼にカレーを喰い過ぎていたせいで、午後は胃の消化活動が激しかった。胃が消化のためにエネルギーを欲するので脳にエネルギー行き渡らない。当然眠くなる。午後の生産性が落ちる。仕事の成果が落ちる…思えばあの頃、安永のパフォーマンスが落ちていたのは彼のせいだと言っても過言ではない。
そんな独身カレーライフを謳歌していた安永も、あれから10年弱…結婚して家庭を持つ身となった。愛する妻と娘と一緒に暮らしているが、娘はもうすぐ3歳。そして子どもと言えばカレー大好きである。娘はまだカレーにドハマリしてるわけではないが、まぁ私の娘だ。時間の問題だろう。当然、私は今でもカレーは好きなのだが…子供を持つと「おうちのカレー」において由々しき問題が発生する。もしかすると、あなたも経験しているかもしれない。というより、カレー好きであればきっと今もこの苦痛に耐え続けているはずだ。
子供が生まれた後のカレー甘々問題
結論から言うと、カレーが甘いのだ。子どもが生まれると家庭内は子どもを中心に回りだす。そして、子どもは辛いものを食べられない。おうちで作るカレーは当然甘くなる。これは困る!辛さ、スパイスを求めるカレー男子(オッサン)としては物足りない。あの!スパイス香る!子どもには決してたどり着けない高みにある大人のカレーが食いたいのである!!!妻は料理が上手だが、子供用の甘口カレーではどうしても満足できない。
かといって、子ども用と大人用のカレーを分けてつくることなどできない。手間が増える、洗い物が増える、料理スペースが足りない…問題は山積みだ。家事は極力時短を求められるこのご時世、誰もがこの大きな壁を超えられない。だから、家庭内のカレーはどうしても旦那のスパイスカレー食べたい欲求を満たすのが難しかった。明日からの仕事に、活力溢れるベストコンディションで向かうために必要なカレーがなかったのだ我々には。
だが、それも最近までの話だ。いい知らせがある。実はこのほど、壁を打ち破る画期的なアイテムが、ある会社を通じて世の中に送り出されたのだ。うさん臭い情報商材屋が仰々しく行うクソみたいな似非プロダクトローンチとはワケが違う。日本中のパパママを悩ませる「おうちカレー甘々問題」に終止符を打つ時が来たのである。
ヤバい粉が入った銀色の袋を渡された
福岡にコウダプロという会社がある。安永はこの会社の幸田社長と知合いで、何度か会社訪問させていただき、飲み会もご一緒させていただく機会があった。この会社、色々とオモシロイ会社で経営理念ならぬ「憲法」が存在する。このコウダプロ憲法について話すと長くなってしまうから今回は割愛するが、ある時、幸田社長から銀色のパケージに包まれたヤバそうな粉をいただいたのだ。幸田社長自身が尖り過ぎている人物のため、いったい何を渡されたのか…と内心ビクビクしながら尋ねてみた。
すると、幸田社長曰く「この粉を家で作るカレーに混ぜるだけで、大人が唸るほど美味いスパイスカレーになる」と。衝撃である。そんな都合のいいアイテムが存在するのかと。長年、我々カレー男子のパパ悩ませ続けてきたカレー甘々問題が解決してしまうではないかと。まさに”しあわせ食卓”が訪れてしまう。こんなに簡単に!いいのか?本当にいいのか? 戸惑う私はもう少し詳しくヒアリングを続けてみた。すると、ママが作ったカレーはもちろん、キッズ大好き「アンパンマンカレー」でも美味くなるそうだ。
これに、同席していた私のクライアント(筋トレ大好き)が食い付いた。なんでもアンパンマンカレーは筋トレ男達の中で密かなブームだそうだ。なぜなら、子どもが食べるアンパンマンカレーは含まれる成分が安心&安全で健康によく、筋トレ男達の中では優れた食材として人気を博しているとのこと。とはいえ味は甘い。筋肉を愛する男たちの口には合わず、我慢して食しているとのこと。それが、この魔法の粉を入れることでスパイシーで健康的な神食材に昇華される。ヤバい。筋トレ男たちにとってこれほど都合のよい食材があろうか。
おうちカレーに起こるイノベーション
さて、もうゴタクはいいだろう。今回、コウダプロが満を持してこの”魔法の粉”のクラウドファンディングをスタートしている。既にサンプルをいただき、おうちカレーにかけて食した安永は中毒にかかっている。もちろんサンプルだけでは足りず、早々にクラファンで追加購入済だ。あなたがカレー好きなら、しかも子供がいるのなら…これを逃す手はない。自己成長に投資するのもいいが、とりあえず今日は1,000円でいいから「美味い!」に投資しよう。
何?そんな粉で美味くなるなんて信用できない?ええぃ、四の五の言うな。飛び込まなければわからない次世代のカレーワールドが目の前に広がっているのだ。この機を逃してはインド人に笑われる。今すぐに下のボタンから詳細をチェックしよう。さぁあなたも「おうちカレーのイノベーション」にレッツダイブ↓
追伸:
最後に禁断の方法を1つ伝えよう。NISSINカップヌードルのカレー味を買うよりも、普通味のを買ってこの魔法の粉を入れる方が…私の嗜好を満たしてくれた。あれは人間をダメにする背徳の味だ(恍惚の表情)